1. ゆで卵の基本の作り方
ゆで卵はシンプルな料理ですが、意外と奥が深いものです。
常温に戻してからゆでるか、冷蔵庫から出したままゆでるか、ゆでるときのお湯の温度や火加減など、人によってやり方はさまざまです。
まずは自分好みのゆで加減を探してみましょう。
これが正解!という決まった方法はないので、自分に合った方法を見つけるのも楽しみのひとつですよ。
■きれいに殻をむくコツ
ゆで上がったら、すぐに冷たい流水または氷水でしっかり冷やしましょう。
これだけで、殻がむきやすくなります。
平らなほうから割り始めると、つるんときれいにむけることが多いです。
ほかにもさまざまなむき方があるので、自分に合った方法を試してみるのもおすすめです。
2. ゆで卵を丸ごと使ったアレンジ
■味玉
ラーメンのトッピングやおつまみ、おかずにもなる万能な味玉。
めんつゆや白だし、出汁しょうゆに漬けるだけで、簡単に作れます。
みりんや酒、しょうゆ、砂糖を合わせて煮立てたタレに漬けるのも本格的でおすすめです。
保存袋を使えば、少ない調味料でしっかり味がしみ込みます。
■ゆで卵のピクルス
意外かもしれませんが、ゆで卵はピクルスにもできます。
ウズラの卵を使えば、見た目もかわいらしくなります。
作り方は、ゆで卵をピクルス液に漬けるだけ。
さっぱりと食べられ、食欲のないときにもピッタリです。
スパイスの効いたインド風の卵ピクルスも、ちょっと変わった味を楽しめます。
■スコッチエッグ風アレンジ
本来のスコッチエッグは、ゆで卵をひき肉で包んで衣をつけて揚げる手間のかかる料理ですが、もっと手軽に作る方法もあります。
ゆで卵に豚肉を巻き、片栗粉をまぶして焼き、甘辛ダレを絡めれば完成。
ごはんが進むおかずになり、お弁当にもピッタリです。
3. ゆで卵をつぶして使うアレンジ
■サラダに使う
つぶしたゆで卵は、サラダの具材として大活躍します。
ポテトサラダやマカロニサラダ、ブロッコリーやコブサラダにもよく合います。
潰しすぎず、ざっくりと割るようなイメージで使うと、食感が残っておいしくなります。
サラダ用には、半熟よりも少し固めにゆでるのがおすすめです。
■春巻きの具として
春巻きは具材の自由度が高く、いろいろなアレンジが楽しめます。
ゆで卵をざっくり刻み、エビやハム、ささみなどと一緒にマヨネーズで和え、春巻きの皮で包んで揚げるだけで完成です。
子どもにも人気の味で、お弁当のおかずとしてもおすすめです。
胡椒やザーサイを加えれば、大人向けの味にもなりますよ。
結論
ゆで卵はシンプルだけど奥深い、そしてアレンジ無限の万能食材です。今回ご紹介したもの以外にも、サンドイッチやグラタンの具、煮物やカレーのトッピング、タルタルソースなど、楽しみ方はまだまだ広がります。まずは、好みに合ったゆで卵を作ることから始めてみましょう。