【知らないと洗濯物が臭う！？】洗濯機の”糸くずフィルター”は定期掃除が超重要！⇒今すぐやるべき＜正しく掃除方法＞とは

糸くずフィルターは、洗濯中に出るホコリや糸くずをキャッチしてくれる重要なパーツです。
これがあることで、洗濯物に汚れが再付着するのを防いでくれます。

◾️ 縦型洗濯機の場合
もっとも多くの家庭で使われている縦型洗濯機では、洗濯槽の内側にネットタイプやプラスチックタイプのフィルターが設置されています。
視認しやすい場所にあるため、掃除もしやすいのが特長です。

◾️ ドラム式洗濯機の場合
ドラム式には「排水フィルター」と呼ばれることもあり、洗濯機の下部に取り付けられているケースが一般的。
また、乾燥機能を使用する場合には「乾燥フィルター」も別に存在するため、両方のメンテナンスが必要になります。

糸くずフィルターの掃除を放置してしまうと、思わぬトラブルを招くこともあります。
定期的なお手入れが、洗濯機本体や衣類のトラブル予防につながります。

◾️ フィルターの放置が招く不具合
ゴミがたまったまま使用を続けると、洗濯物に汚れが残ってしまったり、嫌なニオイの原因になることもあります。
さらに、詰まったゴミが配管に詰まると排水トラブルが起き、最悪の場合は洗濯機の故障につながるおそれがあります。

◾️ 掃除はどのくらいの頻度が理想？
ネットタイプのフィルターは洗濯のたびに掃除するのが理想ですが、少なくとも2〜3回に1度は確認しましょう。
プラスチックタイプも週に1度程度の掃除が目安です。
ドラム式の排水フィルターは、月に1〜2回のペースで掃除を行うと良いでしょう。

糸くずフィルターは、正しい方法で掃除することでより長く清潔に使えます。
タイプ別に掃除方法をご紹介しますので、ぜひ実践してみてください。

◾️ ネットタイプの掃除手順
①洗濯槽からネットを取り外します。
②ネットを裏返してから、たまったゴミをしっかり取り除きましょう。
③汚れがひどい場合は、使い古しの歯ブラシなどでこすり落とすと効果的です。
④カビやニオイが気になる場合は、漂白剤に浸けて除菌するのもおすすめです。
⑤しっかり乾かしてから元の位置に戻してください。

◾️ プラスチックタイプの掃除手順
①フィルターケースを洗濯機から取り外します。
②中に溜まったゴミを取り除きましょう。
③細かい部分は歯ブラシや綿棒を使って丁寧に掃除しましょう。
④必要に応じて漂白剤で殺菌し、カビを防ぎます。
⑤水気をふき取り、しっかり閉めた状態で設置してください。

糸くずフィルターは、長く使っていると劣化してしまう消耗品です。
掃除をしても機能が落ちているように感じたら、交換を検討しましょう。

◾️ 交換が必要なサイン
ネットタイプであれば、生地が破れていたり、ほつれが目立ってきたら要注意です。
プラスチックタイプの場合は、しっかり閉まらなかったり、フィルター部分にひび割れや破損が見られる場合も、交換のサインです。
また、掃除をしてもニオイやカビが取れない場合も、新しいものに変えるのが安心です。

洗濯機の糸くずフィルターは、洗濯の仕上がりを左右する大切な存在です。
掃除を怠ると故障の原因にもなりかねませんが、こまめにお手入れすれば長持ちさせることができます。
気になる症状が出ている場合は、思い切って交換するのも、快適な洗濯のための有効な手段です。
清潔な洗濯環境を維持するためにも、今日から糸くずフィルターのチェックを習慣にしてみてくださいね。