1. 何かと文句をつける夫
ある日、夫に夕飯を出したら「味薄い...!」と言われました。
別の日もアプリやレシピ本で調べて、夫が好きそうなおかずを頑張って作ったのですが...「マズい!お袋の飯の方がうまい」と言って箸で弾かれてしまいました。
最後の手段として、お義母さんに相談することにしました。
お義母さんから煮物を作ってもらい、そのまま食卓に出したのですが「マズい!」とまた箸で弾いたのです! 私は「それ、お義母さんの手作りなんだけど?」と伝えると、夫はバツが悪そうに無言に...。
すると、子どもたちが「ママの料理も、おばあちゃんの料理もおいしいよ〜」と言ってくれて、胸がすっとしました。
2. 煮物をランクアップさせる極意
煮物はちょっとした工夫で、味に大きな違いが出ます。
ここでは、煮物をワンランク上に仕上げるためのコツを紹介します。
■冷めると染みるの法則
煮物は、煮ている間に味が染みると思われがちですが、実は「冷めるとき」に味が染み込むといわれています。
煮たあとはそのまま冷ましてから食べることで、味がしっかりと中まで入って、より美味しく感じられます。
時間に余裕があるときは、一度冷ます工程を取り入れてみてください。
味の違いに驚かれると思います。
■下茹でのひと手間
素材によっては、下茹でをしておくことで仕上がりが大きく変わります。
たとえば魚の場合、湯通しや霜降りをすることで、独特の生臭さをやわらげることができます。
野菜では、大根やたけのこなどが下茹でに適しています。
大根はそのまま煮ると苦味が出ることがあるため、米のとぎ汁で下茹でするのが効果的です。
たけのこはぬかや唐辛子を入れたお湯で下茹ですると、えぐみがやわらぎ、煮物全体の味が整います。
結論
エピソードとそれにちなんだ豆知識を紹介しました。
いつもの煮物にひと工夫加えて、ぜひワンランク上の味を楽しんでみてくださいね。
※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。
いつもの煮物にひと工夫加えて、ぜひワンランク上の味を楽しんでみてくださいね。
※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。