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面倒だと思ってた…『たけのこの下処理』が“米ぬか不要”で驚くほど簡単にできた!?

面倒だと思ってた…『たけのこの下処理』が“米ぬか不要”で驚くほど簡単にできた!?

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

鉛筆アイコン 2025年5月 1日

春先の味覚として人気がある「たけのこ」。ただし、生のたけのこはアクが強いため、そのままでは食べられません。米ぬかで下処理をするのが一般的ですが、実は、米ぬかがなくてもアク抜きは可能です。今回は、丸ごとのたけのこのアク抜き方法を中心に、細いたけのこや水煮の扱い方を紹介します。

  

1. たけのこの基本のアク抜き方法(米ぬか使用)


たけのこは収穫直後からどんどんアクが強くなっていくため、できるだけ早くアク抜きを行うのがポイントです。
ここでは、定番の米ぬかを使ったアク抜きの方法を見ていきましょう。

■手順①:下ごしらえをする
たけのこは皮付きのまま茹でるのが基本です。
まずは表面を洗い、2~3枚ほど皮をむき、根元の硬い部分があれば切り落としましょう。
次に、穂先を斜めに5~6cmほど切り落とし、縦に切り込みを入れます。
中のやわらかい部分を傷つけないよう、慎重に切れ目を入れるのがポイントです。

■手順②:米ぬかと一緒に茹でる
鍋にたけのこがしっかり浸かるくらいの水を入れ、米ぬかと鷹の爪を加えます。
米ぬかはたけのこ1本に対して1カップほどです。
鷹の爪にはアクを和らげるとされる成分が含まれており、香りづけの役割もあります。
沸騰したら弱火にして、1時間ほどコトコトと煮ましょう。

■手順③:冷ましてから皮をむく
竹串がすっと通れば茹で上がりのサインです。
火を止め、そのまま鍋の中で自然に冷ましましょう。
完全に冷めたら水で洗い、ぬかを落として皮をむきます。
根元と穂先を持ってひねるようにすると、スルリと皮がむけて簡単です。

2. 米ぬかがないときのアク抜き方法


米ぬかが手に入らない場合でも、他の方法でアク抜きが可能です。

■重曹を使う方法
重曹を使えば、米ぬかの代わりとして使えます。水1ℓに対して重曹小さじ1を加えて茹でましょう。
ただし、入れすぎると重曹の風味がたけのこに移ってしまうので、量は守るようにしてください。

■米の研ぎ汁を使う方法
お米の研ぎ汁にもアク抜きの効果があります。
1回目と2回目の研ぎ汁を使い、たけのこを茹でるだけでOKです。
もし研ぎ汁がない場合は、米をひと握り加えて茹でても、同様のアク抜き効果が期待できます。

3. 細いたけのこの下処理方法


淡竹(はちく)と呼ばれる細めのたけのこは、一般的な太いたけのことは扱いが少し異なります。

■皮を剥いてから茹でる
淡竹はアクが少ないため、米ぬかは基本的に使いません。
よく洗ってから縦に軽く切れ目を入れ、皮をむきましょう。

そのまま水から茹でて、1時間ほど火にかけます。
新鮮なものであれば、米ぬかを使わなくても問題ありませんが、時間が経ったものは米ぬかを加えて茹でるとより安心です。

4. 水煮たけのこの扱い方


生のたけのこが出回るのは春の限られた時期だけです。
その他の季節に便利なのが、水煮のたけのこです。

水煮のたけのこは、軽く水で洗うだけでそのまま使うことができます。
表面に見える白い粉のようなものは「チロシン」と呼ばれるアミノ酸の一種で体に害はないので、無理に洗い流さなくても大丈夫です。

結論

たけのこはアクが強いため、下処理が必要な食材です。
たけのこの種類や状態に応じて、最適な方法でおいしく調理してみましょう。

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  • 更新日:

    2025年5月 1日

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