1. 油はどうやって捨てるのが正解?
料理で使った油はついシンクに流してしまいそうですが、これは絶対にNGです。
■排水口に流すのはダメ
油は、油固め剤やその代用品を使ってしっかり処理し、燃えるゴミとして捨てるのが基本です。
まだ温かいうちに固めてから、新聞紙などに包んで処分しましょう。
自治体によって分別ルールが異なる場合もあるので、事前に確認しておくと安心です。
また、最近では、使用済み油をリサイクル回収している自治体もあるので、こちらもぜひチェックしてみましょう。
2. 油を処分するタイミングは?
油は使い続けるうちに少しずつ劣化していきます。
■こんな状態になったら処分を考えよう
・黒ずみが気になる
・油臭いにおいがする
・冷めたときにドロっとしている
こんなサインを見つけたら、新しい油に交換するタイミングです。
古い油を使うと体調を崩すこともあるので、無理に使い続けず処分しましょう。
なお、揚げカスをしっかり取り除き、密閉容器に入れて冷暗所で保管すれば、油は長持ちします。
3. 油固め剤がないときの代用方法
■小麦粉や片栗粉
油が温かいうちに、小麦粉または片栗粉を同量くらい加えます。
冷めてドロっとしてきたら、ヘラで集めて新聞紙に包んで捨てましょう。
そのままビニール袋に入れて捨てれば大丈夫です。
■パン粉
小麦粉や片栗粉がないときは、パン粉でも代用可能です。
温かい油に同量のパン粉を入れて、冷めたらまとめて処分しましょう。
■重曹
重曹も同じ要領で使えます。
油を固めるだけでなく、オイルポットの掃除にも役立つので一石二鳥です。
■新聞紙に吸わせる
少しだけ使った油なら、新聞紙に吸わせてからビニール袋に入れて捨てるだけで十分です。
■紙おむつで吸収
吸水性の高い紙おむつも便利です。
ビニール袋や牛乳パックに紙おむつを入れ、冷めた油を吸わせたあと、水を加えてから処分しましょう。
結論
使用済みの油は、油固め剤がなくても正しく処理できます。
小麦粉や新聞紙、重曹など、身近なアイテムを上手に使って、賢く処理していきましょう。
小麦粉や新聞紙、重曹など、身近なアイテムを上手に使って、賢く処理していきましょう。