1. そばを茹でるときのお湯の量
■たっぷりのお湯が美味しさのカギ
そばをゆでるときは、たっぷりのお湯を使うのが美味しく仕上げる秘訣とされています。
そばの販売サイトなどによると、200~250gのそばには、少なくとも2L以上のお湯が必要とされています。
お湯の量が多いほど、そばがしっかりほぐれ、仕上がりがよくなりますよ。
できれば大きめの鍋を使い、4L以上の水を用意するのが理想です。
もし2L未満の水しか使えない場合は、約100g(1人前)が適量の目安と考えましょう。
2. そばを美味しくする茹で方
鍋と水の準備ができたら、実際にそばを茹でていきましょう。
美味しく仕上げるには、ゆでている最中にも気をつけたいポイントがあります。
■かき回し方
沸騰したたっぷりのお湯に、そばを静かに入れましょう。
入れた直後に、箸でやさしくほぐしておくのがコツですよ。
その後は蓋をして、吹きこぼれに注意しながらゆでていきます。
ゆで時間は、そばの袋などに書かれている時間をきちんと守るのが基本です。
■差し水はしない
乾麺のそばは、高い温度でゆでることで、より美味しくなります。
吹きこぼれそうになったとき、水を足したくなるかもしれませんが、差し水は避けてください。
差し水で水温が下がると、強火にしても元の温度に戻るまで時間がかかります。
そばの風味を保つには、できるだけ蓋を活用し、水温を高く保つようにしましょう。
もし噴きこぼれてしまった場合は、火を弱めて対処してください。
3. そばを美味しくする仕上げ
たっぷりのお湯でゆで上がったそばは、その後の処理によっても味わいが変わってきます。
ゆでたあとのひと手間で、さらに美味しくすることができますよ。
■冷水でよく洗う
表示どおりにゆでたそばは、すぐに湯から上げ、冷水でしっかりと洗います。
そばの表面に残ったぬめりを落とすように洗うと、コシのある食感に仕上がります。
そばがくっつかないように、表面のぬめりを落とすよう丁寧に洗い、冷水に数十秒ほどさらしましょう。
そうすることで、さらに風味が引き立ちます。
ただし、十割そばの場合は、長く水につけすぎると風味が落ちてしまうため注意が必要です。
結論
そばを茹でる作業はシンプルなので、料理初心者の方でも安心して取り組めます。
水の量、鍋の大きさ、ゆで時間、そして茹でた後の扱い方をしっかり身につけて、美味しいそばを楽しんでみてくださいね。
水の量、鍋の大きさ、ゆで時間、そして茹でた後の扱い方をしっかり身につけて、美味しいそばを楽しんでみてくださいね。