実は「納豆」と”相性の悪い食べ物”があった！？⇒ 予想外すぎる”定番食材”にビックリ！

◾️生の卵白はビオチンの吸収を妨げる可能性がある
納豆と卵は人気のある組み合わせですが、実は注意が必要です。
卵白に含まれる「アビジン」というたんぱく質は、「ビオチン」と強く結びついて、その吸収を妨げる可能性があります。
ビオチンが不足すると、食欲不振やうつ症状といった体調不良につながる可能性もあるといわれています。
しかし、納豆自体はビオチンを豊富に含んでいるため、卵白の影響を受けても、通常の食生活でビオチンが不足する心配はほとんどありません。
それでも、気になる方は、卵黄だけを使用するか、卵を加熱することでアビジンの働きを抑えることをおすすめします。

◾️炊きたてごはんは酵素を壊す恐れがある
一見問題がなさそうに思える「炊きたてごはん」も、実は注意したい食材のひとつです。
納豆に含まれるナットウキナーゼという酵素は、血液をサラサラにする効果があるとされており、健康効果が期待されています。
しかし、このナットウキナーゼは熱に弱く、70℃以上でその働きが失われてしまうことがわかっています。
炊きたてのごはんに納豆をかけると、酵素の働きが失われてしまう可能性があるのです。
もし、最大限にその効果を活かしたい場合は、ご飯を少し冷ましてから納豆をのせることが推奨されます。

納豆の効果を高めるためには、相性のよい食材と組み合わせることも大切。
ここでは、納豆と一緒に食べることで、栄養の吸収を高めたり、健康効果が期待できる食材をいくつかご紹介します。

◾️キムチ：発酵食品同士で相乗効果
キムチと納豆は、どちらも発酵食品です。
キムチに含まれる乳酸菌は、納豆に含まれるオリゴ糖を栄養源にして増殖するため、腸内環境の改善がより期待できます。
発酵食品同士の組み合わせは、体にやさしく、免疫力の向上も期待できますよ。

◾️山芋：消化酵素が栄養吸収を助ける
山芋にはアミラーゼなどの消化酵素が豊富に含まれており、納豆の栄養素を効率よく吸収する手助けをしてくれます。
加熱せずにそのまま生で食べることで、酵素の働きを活かすことができるので、納豆との相性も抜群です！

◾️チーズ：ビタミンAが粘膜の健康をサポート
納豆と同じく発酵食品であるチーズには、ビタミンAが含まれており、粘膜の保護に役立ちます。
納豆の整腸作用と組み合わせることで、免疫力の強化も期待できます。

ここでは、納豆と相性のよい食材を使ったアレンジレシピをご紹介いたします。
日々の食卓に取り入れやすく、栄養バランスも整えられるメニューです。

◾️納豆キムチパスタ
納豆とキムチ、しらすをボウルに入れて、ごま油としょうゆで和えたら、茹でて少し冷ましたパスタに絡めるだけで完成！
納豆は刻んでおくとパスタとのなじみがよくなり、食べやすさもアップしますよ。

◾️アボカド納豆サラダ
アボカドはビタミンCを含み、納豆では補えない栄養素をプラスしてくれます。
アボカド、きゅうり、トマトなどの野菜と納豆を和えて、ごまだれをかければ、栄養満点の彩りサラダが完成です。
見た目も鮮やかで、食卓が華やかになりますよ。

◾️キムチと山芋の和え物
キムチ、山芋、納豆を混ぜるだけの簡単な一品。
それぞれの食材の食感や味わいが絶妙にマッチします。
オクラやめかぶ、ちくわなどを加えてアレンジするのもおすすめです。

納豆は体に良い食品として知られていますが、食べ合わせによってはその効果を十分に発揮できないこともあります。
特に、生卵白や炊きたてごはんと組み合わせる際には注意が必要です。
逆に、キムチや山芋、チーズといった食材は、納豆の栄養効果を高めてくれる強い味方です。
ぜひこの記事を参考に、納豆をもっと健康的に、美味しく楽しんでみてください。