1. 網戸掃除は定期的にするのが理想
網戸は常に外気にさらされているため、思っている以上に汚れがたまりやすい場所です。
土ぼこりや黄砂、花粉、排気ガス、木の葉のクズなどの細かなゴミが付着しており、キッチンや換気口付近では油汚れも混じることがあります。
さらに、室内のホコリが換気時に網戸に付着することも。こうした汚れが雨で固まると、黒ずんで落ちにくくなってしまいます。
◾️掃除はちょっとジメジメした曇りの日が狙い目
風が弱く、少し湿気のある曇りの日や雨上がりがベストです。
湿気によってホコリが舞いにくくなり、効率よく汚れを落とすことができます。
◾️網戸は外さなくても掃除OK!
「網戸掃除=網戸を外す」と思われがちですが、網戸だけの掃除であれば外す必要はありません。
窓掃除と同時に行う場合を除けば、取り付けたままでも十分きれいにすることが可能です。
2. 家にあるものでできる!簡単網戸掃除の裏ワザ
ちょっとした工夫で、網戸掃除は驚くほど簡単になります。
以下の方法は、特別な道具を使わずに手軽に試せます。
◾️いらなくなったストッキングが、意外にも掃除グッズに大変身!
不要になったストッキングに雑巾などを詰めて、やさしく網戸を拭くだけで静電気の力でホコリをキャッチできます。
軽い汚れであれば、これだけでかなりスッキリします。
◾️ウェットタイプのフロアワイパーで時短掃除
フロアワイパーにウェットシートを取り付けて、上から下へなでるように拭くだけの簡単掃除。
下に落ちたホコリは、掃除機で吸い取ればOKです。
◾️掃除機+ダンボールでしっかり吸引
小さく切ったダンボールを網戸の外側に当て、内側から掃除機を当てることで、空気圧を利用して汚れを吸い出すことができます。
ハンディクリーナーを使えば腕の疲れも軽減できます。
3. しっかり汚れを落としたいときの掃除方法
軽い掃除だけでは落としきれない汚れには、もう少し丁寧な方法がおすすめです。
以下の方法を取り入れて、頑固な汚れもきれいに落としましょう。
◾️ナイロンタオルと雑巾のダブル使い
体洗い用のナイロンタオルを外側、キレイな雑巾を内側に当てて、両手で上下に動かしながら汚れを挟んで拭き取ります。
ナイロンが網目の汚れをかき出してくれます。
◾️メラミンスポンジでしっかり仕上げ
激落ちくんなどのメラミンスポンジを水で濡らし、網戸全体をやさしくこすります。
仕上げに雑巾で拭けば、こびりついた汚れもスッキリ。スポンジの消耗が早いため、広範囲の掃除には注意が必要です。
4. 掃除の頻度と注意点
網戸掃除を快適に続けるために、適切な頻度と注意点を紹介します。
◾️掃除の頻度は月1回を目安に
ストッキングやワイパーを使った簡単掃除であれば、月1回程度のペースでも効果的です。
花粉症の方は、無理をせず、花粉の時期は避けましょう。
しっかり掃除は、半年に1回を目安にしておくと清潔な状態を保てます。
◾️注意点も忘れずに
ゴシゴシこするのは、網戸を傷める原因となります。
とくにメラミンスポンジは研磨力があるため、使う際はビニール手袋やゴム手袋で手を保護しましょう。
結論
網戸掃除は決して難しい作業ではありません。便利な道具や裏ワザを取り入れながら、定期的なお手入れを習慣化すれば、室内の空気もより快適に保てます。きれいな網戸は、部屋の空気まで変えてくれる。今日、1枚だけでも試してみませんか?