1. 常温でも大丈夫?マヨネーズの基本的な保存ルール
マヨネーズは防腐剤が入っていなくても、主成分の酢や塩に抗菌作用があるため、細菌の繁殖が抑えられています。
そのため、未開封であれば常温保存が可能です。
◾️賞味期限と保存可能な期間
賞味期限は、容器の種類やサイズによって多少異なります。
・瓶入りと450gまでのボトル入り:賞味期限はおおよそ12ヶ月
・700g以上のボトル入り:賞味期限は約10ヶ月
直射日光を避け、涼しく乾燥した場所に置くことがポイントです。
2. 開封後は冷蔵庫へ!でも置き場所に注意
開封後のマヨネーズは冷蔵庫での保存が推奨されますが、置き場所にも注意が必要です。
◾️冷蔵庫のドアポケットがベストポジション
マヨネーズは0℃以下になると油分が分離し、風味や食感が落ちてしまう性質があります。
冷気が直接当たりやすい冷蔵庫の奥や冷凍室に入れてしまうと、品質が劣化する原因に。
そのため、比較的温度が安定している「ドアポケット付近」に保存するのが理想的です。
◾️出し口にも注意が必要
食品に直接触れたマヨネーズの出し口には、水分や空気が入り込み、細菌が繁殖しやすくなります。
このような場合は、残念ですが保存せずに使い切るのが安全です。
◾️変色や分離に気づいたら?
見た目に異変がある場合、たとえ賞味期限内でも注意が必要です。
・マヨネーズの色が濃くなっている
・水と油が分離している
・においや味に違和感がある
このような状態になっていたら、食べずに処分することをおすすめします。
3. 意外と万能!マヨネーズの活用レシピ
「気づくと賞味期限が近づいていた...」というときは、マヨネーズを調味料としてだけでなく加熱調理に活用するのもおすすめです。
加熱することで風味やコクが増し、料理の仕上がりも格段に良くなります。
◾️マヨネーズで炒めるチャーハン
フライパンにマヨネーズを敷き、温まったところにごはんを入れて炒めます。
卵や具材を加えていつものように炒めるだけで、卵はふんわり、ごはんはパラっと仕上がります。
マヨネーズの油分が食材をコーティングしてくれるため、べたつかずプロのようにパラっとした仕上がりになります。
◾️鶏むね肉のマヨネーズ焼き
鶏むね肉に塩・こしょうをしてマヨネーズを揉み込み、保存袋などに入れて30分ほど冷蔵庫で寝かせておきます。
その後、フライパンで焼くだけで、しっとり柔らかい鶏肉料理に変身。
焦げ目がついたらフタをして中まで火を通し、ソテー野菜などと一緒に盛り付ければ、立派な一品になります。
結論
マヨネーズは酢や塩のおかげで比較的日持ちしますが、開封後は冷蔵庫の適切な場所に保管することが大切です。
分離や変色といった変化が見られた場合は無理して食べず、思い切って処分しましょう。
また、加熱調理などに活用すれば、無駄なく美味しく使い切ることができます。
マヨネーズの特性を活かして、最後まで安全かつ美味しく活用してくださいね。
分離や変色といった変化が見られた場合は無理して食べず、思い切って処分しましょう。
また、加熱調理などに活用すれば、無駄なく美味しく使い切ることができます。
マヨネーズの特性を活かして、最後まで安全かつ美味しく活用してくださいね。