スマホが突然動かなくなった！？⇒後悔する前に知っておきたい【寿命のサイン】を徹底解説

◾️本体とバッテリー、それぞれに寿命がある
スマホの寿命は、機種や使い方によって差はありますが、おおよその目安は本体が3〜4年、バッテリーは1年半〜2年程度とされています。
特にバッテリーは消耗品のため、充電と放電を繰り返すごとに徐々に劣化していきます。
一般的にスマートフォンに使われているリチウムイオン電池は、500回程度の充電サイクルで性能が低下するといわれており、毎日充電していると1年半程度で寿命が訪れる計算になります。

◾️バッテリーの寿命を延ばすコツ
バッテリーの寿命を少しでも延ばすには、日頃の使い方に気を配ることが重要です。
たとえば、満充電のまま長時間放置しない、電池がゼロになるまで使い切らないようにするなどの工夫で、バッテリーへの負荷を軽減できます。
また、充電回数を減らす工夫や、熱がこもりにくい環境で使用することも、寿命を長持ちさせるポイントですよ。

◾️バッテリーの減りが早くなる
バッテリーの劣化が進むと、以前より充電の減りが早くなるのが一番わかりやすいサインです。
さらに、端末が熱くなりやすくなったり、バッテリーが膨らんでいるように感じたら、すぐに使用を中止しましょう。
バッテリーだけを交換できる機種であれば対処可能ですが、交換できない機種もあるでしょう。使用年数が長く、バッテリー交換ができない場合は、本体の買い替えも視野に入れてくださいね。

◾️充電時間が異常に長くなる
充電にかかる時間が以前より明らかに長くなった場合も、バッテリーの劣化が疑われます。
一時的に機内モードにして充電時間を短縮する方法もありますが、根本的な解決にはなりません。

◾️アプリの動作が遅くなる
本体自体の寿命が近づくと、処理速度が落ち、アプリの起動に時間がかかるようになります。
不要なデータやアプリを削除しても改善されない場合は、本体の性能が限界に達している可能性があります。
また、アプリのアップデートによって端末に求められるスペックが上がることも多く、古い機種では対応できなくなることもあります。

◾️OSのアップデートができない
OSの更新ができなくなると、セキュリティリスクが高まるだけでなく、新しいアプリが使えなくなる可能性があります。
使用中のアプリが対応しなくなったら、それは買い替えのサインと考えた方がよいでしょう。

◾️データのバックアップを忘れずに
スマホが完全に故障してしまう前に、データのバックアップを必ずとっておきましょう。
突然電源が入らなくなると、大切な写真や連絡先、アプリのデータが失われるリスクがあります。
GoogleアカウントやiCloudの同期、SDカードなど、自分に合った方法で、定期的にバックアップを取っておくと安心です。

◾️補償内容を確認しておく
携帯キャリアや端末メーカーが提供する補償サービスに加入しているかどうかをチェックしておくのも大切です。
内容によっては、修理代金の一部が補償される場合があります。
補償対象となるモデルや条件はサービスによって異なるため、事前に公式サイトなどで確認しておきましょう。

◾️買い替えと修理、どちらが最適か見極める
バッテリーの交換や修理で済む場合もありますが、端末全体が古くなっている場合は、別の部分も次々と故障するリスクがあります。
修理の手間や費用を考えると、新しい端末に買い替えたほうが結果的にコストを抑えられる場合も多いです。
使用年数や状態を見ながら、自分に合った選択を考えておきましょう。

スマートフォンは長く使えるとはいえ、バッテリーや本体にはそれぞれ寿命があります。寿命が近づくと、動作の不安定さや充電のトラブルなど、さまざまなサインが現れます。
突然使えなくなって困らないよう、普段から状態をチェックし、必要に応じてデータのバックアップや補償の確認をしておきましょう。
早めに買い替えか修理を判断しておけば、新しい機種への移行もスムーズに進められます。スマートフォンを長く快適に使うためにも、寿命の兆しには早めに気づいて対処することが大切です。