1. 目を離したスキに娘が...
娘が2歳だった頃のことです。
普段は、娘が寝ているタイミングを見計らって炊飯したり、近づかないよう細心の注意を払っていました。
でもその日は、急に夫から「今日は早く帰れる」と連絡が入り、急いで夕飯の準備をすることに。
娘は少しぐずっていたので、様子を見ながら料理を進めていました。
しかし、ほんの一瞬目を離した瞬間「ギャーッ!」という悲鳴にハッとして振り返ると、娘が炊飯器の蒸気の前で指を押さえて大泣きしていたのです。
すぐにやけどだと気づき、慌てて水で冷やし、病院へ連れて行きました。
幸いにも傷あとは残らずに済みましたが、あのときの泣き声と、自分の不注意を悔やむ気持ちは、今でも胸に残っています。
それ以来、たとえどんなに急いでいても、娘の安全を最優先にしようと心に決めた出来事でした。
2. 子どもがやけどをしたときの正しい対処法
エピソードのように子どもがやけどをしてしまうと、慌ててしまうこともありますよね。
そんなときこそ、慌てず落ち着いて行動することが何より大切です。
いざというときに備えて、応急処置の基本を知っておきましょう。
■その①:すぐに流水で冷やす
やけどをしたら、できるだけ早く流水で患部を冷やしましょう。
目安としては5分以上、可能であれば30分程度が効果的です。
衣類の上からやけどをしてしまった場合は、無理に脱がず、服の上からそのまま冷やすのが正解です。
※水ぶくれができている場合は、破らないように注意しましょう。
■その②:子どもは冷やしすぎに気をつけよう
子どもは大人より体温が下がりやすいため、長時間冷やすことで低体温になる可能性があります。
広い範囲を冷やすときは、体を毛布などで包んで、冷やしながらもしっかりと保温しましょう。
■その③:水ぶくれができたら、すぐに病院へ
水ぶくれができたときは、触らずにそのままの状態で皮膚科や小児科を受診しましょう。
無理に破いてしまうと、雑菌が入って感染のリスクが高まるため注意が必要です。
結論
エピソードとそれにちなんだ豆知識を紹介しました。
いざというときに慌てないためにも、やけどの対処法はしっかり覚えておきたいですね。
※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。
いざというときに慌てないためにも、やけどの対処法はしっかり覚えておきたいですね。
※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。