1. 餃子の皮を冷凍保存するメリット
■開封後でも長く保存できる
市販の餃子の皮は未開封なら1~2週間もちますが、一度開封すると日持ちは短くなります。
また、手作り皮の場合は2~3日が目安とされています。
冷凍保存すれば、開封済みの皮も手作りの皮も、約1か月美味しく保管できます。
余った分の使い道がすぐに決まっていないときは冷凍しておくと安心ですよ。
■皮同士がくっつきにくくなる
冷蔵保存では皮が湿気を吸ってくっついてしまうことがありますが、冷凍保存ならこの問題も軽減されます。
冷凍中は水分が凍っているため、皮の表面がくっつきにくくなります。
ただし、保存前に水分が多かったり、解凍の際に水分が出たりするとくっつくこともあるため、適切な方法で保存することが大切です。
2. 餃子の皮を冷凍保存する方法
餃子の皮を冷凍する際には、少し手間をかけて数枚ずつ包んでおくと、使いやすさがぐんとアップします。
以下の手順を参考にしてみてください。
■餃子の皮の冷凍手順
①食品用ラップを広げ、餃子の皮を5枚ほど重ねて置きます。
②すき間ができないよう、ていねいにラップで包みます。
③すべて同じように包み、冷凍用保存袋に並べます。
④保存袋の空気をしっかり抜き、冷凍庫で保存しましょう。
3. 餃子の皮を冷凍保存する際のコツ
冷凍の基本がわかったら、さらに美味しさを保つためのちょっとした工夫も取り入れてみましょう。
冷凍焼けや緩慢冷凍を防ぐことで、状態をよりよく保つことができますよ。
■急速冷凍してから袋に入れる
冷凍に時間がかかると、皮の組織が壊れて食感が悪くなるおそれがあります。
ラップで包んだ餃子の皮を、アルミ製のトレイに並べて急速に凍らせると効果的です。
完全に凍ったあとで保存袋に移し替えれば、より良い状態で保管できます。
■空気に触れないように工夫する
冷凍中の酸化や乾燥を防ぐには、なるべく空気に触れさせないことが重要です。
ラップでしっかり包み、保存袋の中の空気を抜いて密閉しておきましょう。
保存期間は1か月が目安ですが、できるだけ早めに使いきるのがおすすめです。
4. 冷凍した餃子の皮の解凍方法
冷凍した餃子の皮は、使用の15分前を目安に常温で自然解凍すると良いでしょう。
ただし、長く置きすぎると水分が出て皮同士がくっつく原因になるので注意してください。
もし皮がくっついてしまった場合は、手のひらで少しあたためると、やさしくはがすことができます。
無理に引きはがそうとすると破れてしまうおそれがあるので、やわらかくなってから扱いましょう。
万が一割れてしまった場合でも、スープの具やおやつのアレンジに使えるので、無駄なく楽しめるはずですよ。
結論
餃子の皮は、冷凍保存することで約1か月は美味しく保つことができます。
ぜひ工夫しながら、最後までおいしく使い切ってみてくださいね。
ぜひ工夫しながら、最後までおいしく使い切ってみてくださいね。