1. やってしまいがちなNG洗い方
メガネを長く使うためには、やってはいけない洗い方を知っておくことも重要です。
間違った方法で洗ってしまうと、レンズに傷がついたり、フレームが痛む可能性があります。
■石けんやハンドソープを使わない
石けんやハンドソープは、アルカリ性や弱酸性の成分が含まれていることが多く、レンズのコーティングがはがれてしまう原因になります。
アルカリ性・酸性の洗剤は避け、台所用などの中性洗剤を使うようにしましょう。
■お湯で洗わない
メガネは熱に弱いため、お湯で洗うのはおすすめできません。
特にレンズのコーティングは熱に弱く、傷みやすくなります。必ず水を使って洗うようにしましょう。
※お風呂の際にメガネをかけたまま入るのも避けてください。
■アルコールを使用しない
アルコールスプレーや除菌シートなどを使ってお手入れすると、変色やコーティングのはがれにつながる可能性があります。
除菌を意識するなら、界面活性剤を含んだ台所用の中性洗剤を使うといいでしょう。
2. メガネの正しい洗い方
ここからは、基本的なお手入れ方法として、洗剤を使わない方法と使う方法の2通りをご紹介します。
■洗剤を使わない洗い方
①水道水でメガネ全体の汚れを洗い流します。
②ティッシュや柔らかい布で、やさしく水気を拭き取ります。
③清潔なメガネ拭きで、レンズやフレームを丁寧に磨きましょう。
乾いたまま拭くと傷がついてしまうことがあるため、必ず水で汚れを落としてから拭きましょう。
メガネ用のクリーナーを併用すると、さらに手軽にお手入れできますよ。
■洗剤を使った洗い方
①水で軽く汚れを落とします。
②中性洗剤を使ってやさしくこすり洗いします。
③水道水で洗剤をしっかり洗い流します。
④ティッシュやタオルで水分を吸い取るように拭き取ります。
最後に、清潔なメガネ拭きを使って仕上げてください。
フレームや鼻パッドに汚れが残っていないかもチェックしておくといいでしょう。
特に鼻パッドは汚れがたまりやすいため、定期的に交換すれば、衛生面でも安心です。
■仕上げにクリーナーや曇り止めを使う
静電気の発生を防ぎホコリの付着を抑えられるメガネクリーナーを使えば、きれいな状態を保ちやすくなります。
曇り止めを併用すれば、マスク着用時の曇り対策にもなって、より快適に使えるでしょう。
結論
メガネは、正しい方法で洗えば清潔な状態を保てます。
1日1回は水で洗い流し、汚れが気になるときには中性洗剤を活用して、毎日クリアな視界をキープしましょう。
1日1回は水で洗い流し、汚れが気になるときには中性洗剤を活用して、毎日クリアな視界をキープしましょう。