1. 小学校から帰宅した息子が...
息子の小学校で、給食にプルーンが出た日のことです。
クラスの多くの子がプルーンを苦手としていたようで、食べられる子はおかわりOKとなり、息子はおかわりしてきたようでした。
しかし、帰宅してすぐ「ママ、おなか痛い...」と言って、そのままトイレに長くこもっていました。
私は「今日、プルーン何個食べたの?」と聞くと、息子が「11個かな」と答えたときは、思わず耳を疑いました。
幸い、大きなトラブルにはならず、しばらくして落ち着きましたが...。
「どんなに体に良くても、食べすぎはよくないよ」としっかり伝えました。
2. プルーンの食べ過ぎに注意!
鉄分や食物繊維が豊富で、体に良いイメージの強いプルーン。
しかし、エピソードのように体にいいからといって食べ過ぎるのは禁物です。
ここではそんなプルーンの食べすぎがどうしてダメなのか、わかりやすく紹介します。
■ソルビトールを含んでいるため注意が必要です
プルーンには「ソルビトール」という甘み成分が含まれています。
これは糖アルコールの一種で、体内では消化・吸収されにくい性質があります。
摂りすぎると、お腹がゆるくなったり、腹痛などのトラブルにつながることもあるため注意しましょう。(※1)
■糖質が多く含まれています
ドライプルーンは100gあたり約55gもの糖質を含んでいます。(※2)
糖質は体や脳のエネルギー源になりますが、摂りすぎると肥満や生活習慣病の原因となることもあります。
甘みがあって食べやすい分、つい手が伸びてしまうかもしれませんが、ほどほどに楽しむのがポイントです。
■1日の目安量はどれくらい?
プルーンの1日の摂取目安量は明確には決まっていませんが、カリフォルニアプルーン協会では「ハーフカップ(約40g・4~5粒)」程度が適量とされています。(※3)
この量でも、プルーンに含まれる鉄分や食物繊維をしっかり摂ることができます。
糖質制限をしている方は、1粒あたり4~5gの糖質が含まれていることを目安に、摂取量を調整するといいでしょう。
※1:カリフォルニア プルーン協会「腸の健康」
https://www.prune.jp/health/intestine
※2:文部科学省「日本食品標準成分表2020年版(八訂)」
https://fooddb.mext.go.jp/
※3:カリフォルニア プルーン協会「ライフサポート」
https://www.prune.jp/health/life
結論
エピソードとそれにちなんだ豆知識を紹介しました。
プルーンは適量を心がけ、バランスよく食生活に取り入れていきましょう。
※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。
プルーンは適量を心がけ、バランスよく食生活に取り入れていきましょう。
※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。