1. 突然、足が激痛...
ある日、足の親指の付け根が真っ赤に腫れ上がり、ついには歩くのもつらいほどの激痛に...。
「これはまずい」と思い、慌てて近所の病院へ行きました。
診察の結果、医師から「痛風」と診断されてしまいました。
「プリン体を多く含む食品を過剰に摂ると発症しやすいんですよ。こういうものに多く含まれています。よく食べる物などありますか?」と、プリン体を多く含む食品一覧を見せられたのですが...私の大好物ばかりでした。
正直に「実は、一覧に載っているものはほとんどが私の大好物です」と伝えると、医師から「それでは痛風になってもおかしくありませんよ」と、厳しく指摘されてしまいました。
そこから投薬と食事療法をスタート。
数週間後には痛みも引きましたが、これからは食べる物に気をつけようと誓いました。
2. 痛風にNGな食材は!?
痛風といえば「プリン体」が気になるという方も多いのではないでしょうか。実は、食事の選び方ひとつで、痛風のリスクをやわらげることもできるんです。ここでは痛風対策として控えたい食材について紹介します。
■プリン体の多い食材には要注意です
プリン体とは、体内で分解されると尿酸になる成分のことです。
食事に含まれるプリン体も尿酸値に影響しますが、実際には体内で自然に作られる量のほうが多いと言われています。
そのため、完全に避ける必要はありませんが、摂りすぎないように注意することが大切です。
とくにプリン体が多いとされる食材には、あん肝・イワシ・白子・牛ヒレ肉・エビなどがあり、動物性たんぱく質に多く含まれています。
意外なところでは、クロレラ・ビール酵母・ローヤルゼリーなどの健康食品にも多く含まれているため注意が必要です。
さらに、プリン体は水に溶け出す性質があるため、鰹節・煮干し・干し椎茸・鶏ガラなどからとった出汁も摂りすぎには注意しましょう。
ちなみに、ちりめんじゃこやオイルサーディンもイワシが原料のため、控えたい食材に含まれます。
■プリン体が少なくても注意が必要な食品もある
プリン体の含有量が少なくても、痛風に影響する食品があります。
代表的なのがアルコールと果糖です。
アルコールは体内で分解される際に尿酸の生成を促進するため、プリン体を含まない種類でも過剰摂取は避けたほうがいいでしょう。
また、果物に含まれる果糖や、精製された砂糖も尿酸値を上げる要因とされています。
甘いもののとりすぎには気をつけましょう。
結論
エピソードとそれにちなんだ豆知識を紹介しました。
プリン体の多い食品を知って、無理のない範囲で、上手にコントロールしていきましょう。
※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。
プリン体の多い食品を知って、無理のない範囲で、上手にコントロールしていきましょう。
※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。