1. 手術後に吐き気!?
私が背中の手術を受けたときのことです。
手術後は「医師の許可が出るまでは絶対に飲食禁止!」と言われていました。
ところが手術から3日目に、初めて無性に食欲が湧いてきて...。
看護師さんに「何か食べたいです」って伝えると「まだ胃腸が動いていないからダメですよ」と、あっさり却下。
しかし「お腹が空くなら胃腸が動いているはず!」と勝手に都合よく解釈した私。
息子にメールで「今日見舞いに来るときに、パン買ってきて!」と、医師の許可が出ていないことを秘密にして頼みました。
そして、買ってきてくれたパンを口に入れ、噛んで飲み込もうとしたその瞬間、吐き気が止まらなくなってしまったのです。
息子は慌ててナースコールをすると、駆けつけた看護師さんに「何か食べた?」って聞かれましたが、必死で首を横に振ってごまかしたのですが、医師も来て口の中を確認されると...すぐにバレてしまい、「食べていますね!まだダメだと伝えましたよね?」と怒られてしまいました。
息子にも「お袋、いい加減なことするな!」と言われて...さすがに反省しました。
2. 胃に関する豆知識:胃に優しい食材とは
エピソードのような自己判断はとても危険です。医師の判断をしっかり守るようにしましょう。
また、体が弱っているときや、久しぶりに食事を摂るときには、消化にやさしくて栄養をしっかり摂れる食材を選ぶことがとても大切です。
ここでは、そんな時に役立つ「胃にやさしい食材」と「おすすめの食べ方」について紹介します。
■消化に良い食材とは?
実は、一番消化に良いのは「炭水化物」です。
体のエネルギー源となり、胃にも負担が少ないのです。たとえば以下のような炭水化物がおすすめです。
・おかゆ(柔らかく炊いたごはん)
・煮込みうどん
・蒸しパン
・茹でたじゃがいも
・耳なしのサンドイッチ用食パン
また、胃の粘膜修復のためには「たんぱく質」も欠かせません。以下のような消化の良いたんぱく質源を選びましょう。
・豆腐
・卵(加熱して)
・鶏のささみ
・白身魚
野菜は、葉物や芋類をやわらかく煮てから食べると安心です。
体調がかなり悪いときには、白湯・スポーツドリンク・くず湯などの液体から栄養を摂るのも効果的です。
■胃にやさしいおすすめメニュー
胃にやさしく、栄養もしっかり摂れる食事の例を紹介します。
・おかゆや煮込みうどん(主食にぴったり)
・半熟卵や玉子がゆ(卵は生より加熱した方が消化によい)
・煮魚(焼き魚より柔らかく消化しやすい)
・鶏ささみのつくね(脂肪が少なく胃にやさしい)
・卵豆腐・湯豆腐・茶碗蒸し(たんぱく質も摂れる)
・やわらかく煮た野菜の味噌汁や煮物(汁ごといただくと効率的)
・バナナやすりおろしたリンゴ(ビタミン補給に最適)
■食べ方も大事なポイント!
体調が悪いときこそ「どう食べるか」にも気を配りましょう。
・ゆっくり時間をかけて食べる
・よく噛む
・冷たすぎる・熱すぎるものを避ける
どうしても食べられない時は、無理せず水分を摂り、固形物は控えるのが最善です。
仕事を休めるようなら絶食して内科を受診することも検討しましょう。
結論
エピソードとそれにちなんだ豆知識を紹介しました。
体調がすぐれないときは、食材の選び方と食べ方を意識して、体を休めることを最優先に考えてくださいね。
※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。
体調がすぐれないときは、食材の選び方と食べ方を意識して、体を休めることを最優先に考えてくださいね。
※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。