1. フライパンの蓋の代用品6選
■鍋の蓋
フライパンと近いサイズか、やや大きめの鍋の蓋があれば、そのまま蓋として使えて便利です。
密閉性が高いため、蒸し焼き調理に向いています。
ただし、蓋がぴったりすぎると真空状態になったり、食材を押しつぶしてしまう可能性があるため注意が必要です。
■アルミホイル
フライパンの直径に合わせてアルミホイルを切り、全体を覆うようにかぶせます。
蒸気を閉じ込める力は少し弱めですが、調理の仕上げなどに向いています。
やけどを防ぐため、ふきんやトングを使って扱うのがおすすめです。
■クッキングシート
アルミホイルと同じように、クッキングシートも蓋代わりに使用できます。
シートに数か所穴を開けておくと、蒸気を逃がしながらもふんわり蒸し焼きに仕上げることができます。
■キッチンペーパー
水分に弱いためあまりおすすめはできませんが、他に選択肢がない場合の最終手段として使うことができます。
厚手のキッチンペーパーをフライパンにのせ、落とし蓋のように使いましょう。
■耐熱皿
オーブン対応の耐熱皿を裏返して使う方法もあります。
フライパンより少し大きめの皿を選べば、取り外しやすく、扱いやすくなります。
耐熱でない皿は割れる危険があるため、必ず耐熱性を確認してください。
■ステンレスボウル
ステンレス製のボウルもフライパンの蓋代わりとして使えます。
深さがあ理、ぴったりフィットするので、蒸気をしっかり閉じ込められます。ポップコーンなどのかさのある料理にもおすすめ!
ただし、加熱すると非常に熱くなるので、取り扱う際はミトンやふきんを使いましょう。
■もうひとつのフライパン
フライパンを2つ持っていれば、片方を蓋代わりにするのも方法のひとつです。
大きいフライパンならそのままのせ、小さいものは裏返して使います。
密閉しすぎると外すのが大変になるため、密閉しすぎないよう、少しずらして空気が抜ける隙間をつくっておくのがコツです。
2. 代用品を選ぶときの注意点
■専用ではないことを意識する
代用品はあくまで一時的な対応であり、フライパン専用に作られているわけではありません。
素材によっては溶けたり燃えたりする危険があるため、使用中はコンロのそばを離れないようにしましょう。
■耐熱性を確認する
プラスチックやビニール製のもの、紙製品などは、熱で溶けたり発火の原因となったりします。
蓋代わりに使うものは、必ず耐熱性のある素材かどうかを確認してください。
■サイズが適しているかどうか
代用品のサイズも重要なポイントです。
小さすぎると蒸気や熱を閉じ込められず調理効果が落ちてしまいますし、大きすぎると水滴がコンロに垂れ、汚れの原因になります。
できるだけフライパンの大きさに合ったものを選びましょう。
■代用品を選ぶときは安全性を最優先に
蓋がないからと、手近にあるものを無理に使ってしまうと、思わぬ事故につながるおそれがあります。
使おうとしているアイテムが耐熱か、安全に使える素材かどうかを必ず確認してください。
大きさや形も見極めたうえで、安心して使えるものを選ぶようにしましょう。
結論
フライパンは蓋がない状態でも調理は可能ですが、蓋を使うことでさまざまなメリットがあります。
専用の蓋がなくても大丈夫。今回紹介したアイテムを使って、手軽に代用してみましょう。
専用の蓋がなくても大丈夫。今回紹介したアイテムを使って、手軽に代用してみましょう。