洗っても落ちない“シャツの黄ばみ”が…まさかの【キッチン用品】でスッキリ解決！

◾️黄ばみの正体は皮脂汚れ
襟の黄ばみの主な原因は、肌から分泌される皮脂です。
皮脂は天然の保護膜の役割を持ちますが、襟元は肌と衣類が直接触れるため、摩擦で皮脂が繊維に入り込みやすくなります。

◾️時間が経つと酸化して黄ばみに
洗濯しても皮脂が落ちきらずに残ると、時間の経過とともに酸化し、黄ばみに変わってしまいます。
蓄積された皮脂が原因なので、定期的なケアが必要です。

◾️洗濯表示の確認を忘れずに
黄ばみを落とす前に、必ず衣類の洗濯表示をチェックしましょう。
色柄物に強い洗剤や漂白剤を使うと、色落ちや生地の傷みの原因になります。
使用する洗剤や方法は衣類に合ったものを選ぶことが大切です。

◾️食器用洗剤を使う
油汚れに強い食器用洗剤は皮脂汚れにも効果的です。
汚れ部分に原液を直接塗り、軽くもみ洗いしてから通常通りに洗濯機で洗いましょう。

◾️固形石けんでこすり洗い
洗濯用の固形石けんを黄ばみ部分にこすりつけて、もみ洗い後に洗濯機で仕上げます。
弱アルカリ性の石けんは酸化した皮脂に強く、頑固な汚れにもおすすめです。

◾️セスキ炭酸ソーダを活用
水500mlに小さじ1のセスキ炭酸ソーダを溶かした液をスプレーし、20〜30分置いてからもみ洗いします。
スプレー液は2〜3ヶ月以内に使い切るのが目安です。

◾️オキシクリーンを使う
40〜60℃のお湯500mlに規定量を溶かし、黄ばんだ部分にかけてなじませます。軽くもみ洗いして5分放置し、通常通り洗濯します。

◾️重曹×クエン酸の発泡洗浄
重曹水（重曹小さじ1＋水250ml）を塗り、次にクエン酸水（クエン酸小さじ1/2＋水100ml）をスプレー。
発泡後にもみ洗いし、そのまま洗濯機で洗いましょう。

◾️塩素系漂白剤を使う
色や柄物には使用不可である場合が多いので注意しましょう。
表示を確認したうえで、規定量を使い5～30分ほどつけおきした後、通常洗濯します。

◾️クレンジングオイルで落とす
化粧落としに使うクレンジングオイルも皮脂になじみやすく有効です。
塗ってもみ洗い後、お湯ですすぎ、洗濯機へ。

◾️ベビーパウダーで皮脂予防
襟元にベビーパウダーを軽くはたいておくと、汗や皮脂を吸着して黄ばみ予防に効果的です。
洗濯で簡単に落とせるのもメリットです。

◾️こまめに汗を拭く
外出中や夏場など、汗をかいたときは首元をハンカチなどでこまめに拭くことで、皮脂の蓄積を防げます。

◾️クローゼットの換気も大切
湿気がこもりやすいクローゼットも、黄ばみの原因になります。
ときどき扇風機などで換気することで衣類を長く清潔に保てます。

◾️襟元保護アイテムを使う
透明な襟専用テープをシャツの内側に貼ることで、皮脂が直接衣類につくのを防げます。
貼る場所は外から見えない位置を選びましょう。

襟の黄ばみは皮脂の蓄積によって生じるもので、放置すればするほど落としにくくなります。
今回ご紹介した方法は、家庭にあるものでも簡単に実践できるものばかりです。
落とすだけでなく、日頃からの予防を心がけることで、衣類を清潔に保つことができます。今日から取り入れて、清潔で気持ちのいい服を長く楽しみましょう。