1. 旨味調味料で深みのあるおにぎりに
◾️冷めても美味しい秘密は"うま味"にあり
おにぎりが冷めても美味しいと感じるのは、旨味成分がごはんにしっかりなじんでいるからです。
だしの素や顆粒コンソメ、白だしなど、少量加えるだけで具がなくても美味しく仕上がるのが嬉しいポイントです。
◾️混ぜ方や加え方にコツあり
旨味調味料は、塩の代わりに使ったり、併用する場合は塩分が強くなりすぎないように注意しましょう。
加えるタイミングとしては、①炊飯時に加える、②ごはんに混ぜ込んでから握る、③表面にまぶす、の3通り。
ごはん全体に味をなじませたい場合は、炊飯時か混ぜ込みがおすすめ。
一方で、少しだけ作りたいときや、違う味を試したいときには、表面に軽くまぶす方法が手軽です。
2. 油を使ってコクと食感をプラス
◾️油のひとさじがしっとり美味しさの秘訣
おにぎりに油を少し加えると、ごはんがコーティングされて冷めてもパサつきにくくなり、ふんわりとした食感を保てます。
また、油のコクが加わることで、風味がアップし、満足感のある味わいになります。
◾️油の種類と加え方
ごはん茶碗1杯につき、小さじ1/2程度の油を混ぜてから握るのが基本。
炊飯時に加える方法もありますが、入れすぎるとベタつくため、量は控えめに。
使う油は、サラダ油やごま油、オリーブオイルなどがおすすめ。香りが気になる方は無味無臭の米油やえごま油も良いでしょう。
好みの具材と相性のよい油を選ぶことで、おにぎりの風味がより引き立ちます。
3. みりんでふっくら照りのあるごはんに
◾️みりんの効果は甘さとツヤ感
みりんには、まろやかな甘みとごはんにツヤを与える作用があります。
ごはん全体の香りもほんのりと上品になり、おにぎり全体の味に、奥行きが生まれます。
◾️みりんは炊飯時に使おう
みりんはアルコールを含むため、ごはんに直接かけるのではなく、炊飯前に加えるのがポイントです。
米2合に対し、小さじ1杯程度が目安。
炊き上がったごはんはふっくらと柔らかく、つやつやとした見た目にもなります。
塩むすびや、焼きおにぎりなどにもぴったりの仕上がりです。
結論
いつものおにぎりに、少しの調味料をプラスするだけで、まるで専門店のような味わいに変化させることができます。
調味料ごとに適した使い方があるので、目的に応じて使い分けてみてください。具材を変えずとも味にバリエーションが出せるので、おにぎり作りがもっと楽しくなりますよ。
いつもの食卓やお弁当に、ぜひ気軽に取り入れてみてくださいね。
調味料ごとに適した使い方があるので、目的に応じて使い分けてみてください。具材を変えずとも味にバリエーションが出せるので、おにぎり作りがもっと楽しくなりますよ。
いつもの食卓やお弁当に、ぜひ気軽に取り入れてみてくださいね。