「こんな”神ワザ”があったの！？」炊いたご飯が硬すぎた…（涙）⇒ふっくら美味しく戻す方法を大公開♪

◾️炊きたてでも硬いのはなぜ？
炊きたてなのにご飯が硬いと感じる場合は、まずお米と水の計量方法を見直してみましょう。特に、米を山盛りにしてすり切らずに計量すると、水の量が不足し、炊き上がりが硬くなりがちです。

また、米を炊く前の浸水時間が足りていないことも原因になります。夏場なら30分〜1時間、冬場は水温が低いため1〜2時間は水に浸けるのが理想的です。

さらに、炊きあがった後の「蒸らし」も重要な工程です。炊きあがったら全体をふんわりとほぐし、15分ほどふたをしたまま蒸らすことで、芯のないふっくらご飯に仕上がります。

◾️保存後のご飯が硬くなる理由
炊きあがったご飯をすぐにほぐさないと、水分が偏り、一部が硬くなってしまいます。また、炊飯器の保温モードを長時間使用すると水分が飛び、ご飯はどんどん硬くなります。

保存する場合は、なるべく早くタッパーなどに移し、冷凍保存するのがおすすめです。冷蔵庫で保存すると、でんぷん質が劣化してパサつきの原因になります。

◾️日本酒で蒸す方法
ご飯をあくまで「白ごはん」として楽しみたい場合、日本酒を使った蒸し方がおすすめです。冷ご飯に小さじ1程度の日本酒をふりかけ、蒸し器で5〜10分ほど温めれば、ふっくらとした食感が戻ってきます。

なお、日本酒のアルコールは加熱中に飛ぶため、風味だけが残り安心して食べられます。

◾️電子レンジや炊き直し機能も活用
冷凍ご飯であれば、ラップに包んだまま電子レンジで温めるのが簡単です。硬さが気になるときは、少量の水をふりかけてから加熱すると、よりふんわりと仕上がります。

炊飯器に再加熱機能がある場合は、それを活用するのもおすすめです。特に「炊き直し」機能がある機種なら、均等に温まり、硬さも和らぎます。

◾️チャーハンに最適！
硬いご飯は、そのまま食べるよりもチャーハンにリメイクするのが最適です。自宅の火力ではやわらかいご飯を炒めるとベチャつきやすいですが、硬いご飯は米粒が崩れにくいため、パラパラに仕上がりやすいのです。

もし芯が残っている場合は、炒めるときに少量の鶏がらスープを加えて調整するとよいでしょう。水分を加えすぎないよう注意しつつ、少しずつ加えてお好みの硬さに調整しましょう。

◾️リゾットや雑炊にも
リゾットや雑炊も硬いご飯の活用法として優秀です。ご飯がしっかりした食感を保ちつつ、スープや出汁でじんわりと柔らかくなるため、食べごたえと満足感が得られます。

冷蔵庫にある野菜や卵と組み合わせれば、手軽で栄養バランスのよい一品になります。

炊きたてでも保存後でも、ご飯が硬くなるのには理由がありますが、きちんと対処すれば美味しさを取り戻すことは十分可能です。
「白ごはん」として食べたいときは日本酒蒸し、「別の料理」として楽しむならチャーハンや雑炊へのアレンジなど、目的に合わせて工夫しましょう。
今回ご紹介した方法を活用して、硬くなったご飯も無駄にせず、美味しく楽しんでくださいね。