1. 【基本編】下準備からスタート!きれいにむくためのコツ
◾️新しすぎない卵を選ぶ
新鮮な卵より、産まれて3日〜1週間ほど経った卵の方がむきやすいんです。
試しに比べてみたところ、新しい卵はむくのに約53秒かかりましたが、古い卵なら約27秒と、倍近くも差が出ました。
薄皮が白身に張り付かない古め卵、これが意外なポイントですよ。
◾️冷蔵庫から出してすぐ茹でる
常温に戻さず、冷蔵庫で冷えた状態の卵を使いましょう。
温度が一定なので、毎回安定した仕上がりになりやすくなりますよ。
2. 【基本編】ゆで方とむき方の正攻法
◾️沸騰したお湯からスタート
鍋の水を沸騰させてから、そっと卵を入れましょう。
お玉を使うと割れにくくて安心です。
半熟なら約8分、しっかりめなら11分を目安に。
火力はお湯が軽くふつふつと沸く程度をキープしましょう。
◾️氷水で急冷する
ゆで終わったらすぐに氷水(なければ冷水)につけましょう。
急激に冷やすことで、殻と白身の間に水分がたまってズレが生まれます。
この一手間が、ツルッとむける秘密なんです。
黄身の熱も取れるので、好みのかたさに調整しやすくなりますよ。
◾️テーブルでコロコロ
完全に冷めたら、テーブルに軽く押し付けながら卵を1周回転させましょう。
全体にひびが入ったら、あとは手で簡単に殻がむけます。
ぜひ試してみてくださいね!
3. 【お酢編】もっと簡単!お酢を使った裏ワザ
◾️お湯にお酢をプラス
鍋の水200mlに対し、酢小さじ1を入れて沸騰させます。
このひと手間で、さらに殻がむきやすくなるんです。
◾️冷却後は水中でむこう
氷水で冷やしたあとは、ボウルにためた水か流水の中で殻をむいてみましょう。
白身と薄皮の間に水が入り込み、スルッと気持ちよくむけますよ。
「うまくむけた!」と感動すること間違いなしです。
4. ゆで卵の保存方法も要チェック
◾️賞味期限の目安
実は、かたくゆでた卵は保存条件によっては意外と長持ち。
殻付きなら5℃で2〜3ヶ月、10℃なら3週間、25℃以上の室温では3〜7日ほどといわれています(※1出典:一般社団法人日本卵業協会)。
ただしこれは殻にひびがない場合のみ!
少しでも割れていると傷みやすいので注意しましょう。
◾️保存のコツ
保存するなら冷蔵庫、できれば殻付きがベストです。
殻をむいた場合は、その日のうちに食べきるのがおすすめですよ。
ひびの入ったものや、保存期間が曖昧な卵は、万が一に備えて、口にするのは避けた方が安心です。
結論
きれいにむけるゆで卵のコツは、冷たい卵を沸騰したお湯でゆで、終わったらすぐ冷水につけること。
このシンプルなポイントを押さえるだけで、殻むきのストレスがぐっと減ります。
「いつも白身がボロボロになってしまう」という方は、ぜひ今日から試してみましょう!
おいしいゆで卵を、もっと楽しく作れますよ。
(参考文献)
※1出典:一般社団法人日本卵業協会「ゆで卵の保存方法と賞味期限を教えて下さい。」
http://www.nichirankyo.or.jp/qa/hinshitsu.htm
このシンプルなポイントを押さえるだけで、殻むきのストレスがぐっと減ります。
「いつも白身がボロボロになってしまう」という方は、ぜひ今日から試してみましょう!
おいしいゆで卵を、もっと楽しく作れますよ。
(参考文献)
※1出典:一般社団法人日本卵業協会「ゆで卵の保存方法と賞味期限を教えて下さい。」
http://www.nichirankyo.or.jp/qa/hinshitsu.htm