1. 目玉焼きの焼き方のコツ
目玉焼きは卵を焼くだけのシンプルな料理ですが、焼き加減や仕上がりに好みが出やすい奥深い一品でもあります。
半熟タイプや両面焼きなど、黄身や白身の火の通し方にもいろいろなスタイルがありますね。
最近では、SNS映えする半熟タイプが人気のようです。
■水を入れるor入れない
小学校の家庭科などで「水を入れて蓋をする」と習った方も多いかもしれません。
水を入れて蓋をすると蒸し焼きになり、焦げつかず、しっとりとした仕上がりになります。
ただし、水分が多めになるぶん、やや水っぽさが出たり、黄身に白い膜が張ったりすることも。
映える半熟タイプを目指す場合は、水を入れない方がよいでしょう。
■揚げ焼き風にする
揚げ焼き風にすると、見た目も美しく仕上がります。
やや多めの油を使い、外側をカリッと香ばしく仕上げるスタイルです。
小さめのフライパンで、油は大さじ1強と卵を入れたら、動かさずにそのまま中火で揚げ焼きにしていきます。
白身のふちがきつね色になった頃が食べごろです。
■ツヤツヤ仕上げに
まるでお子さまランチに出てくるような、ツヤツヤのきれいな目玉焼きを作りたいときは、ボウルにざるを重ねて卵を割り入れ、余分な水分を切ってから焼くのがおすすめです。
白身をカリカリにせずふんわり仕上げたい場合は、蓋をして早めに火を通しましょう。
この場合も水は加えずに焼くときれいに仕上がりますよ。
2. 目玉焼きに合う調味料とは?
■ソース?それとも醤油?
目玉焼きに何をかけるかは、実は地域や家庭によって好みが分かれるところ。
なかでも、ソース派と醤油派が二大派閥として知られています。
どちらが正解というわけではなく、完全に好み次第。
意外と塩派も意外と根強い人気がありますよ。
■塩+スパイスでひと工夫
塩をベースにスパイスを組み合わせると、目玉焼きがぐっとおしゃれな味わいに変わります。
クミンやバジル、五香粉など、ちょっとパンチのあるスパイスとも相性抜群です。
塩はまろやかな天然塩を選ぶと卵の旨みが引き立ちます。
■マヨネーズ&ケチャップにアレンジを
マスタード入りのマヨネーズや、タバスコを加えたケチャップなど、いつもの調味料に少しアレンジを加えるのもおすすめですよ。
サンドイッチに使うときにも、このひと工夫が大活躍してくれます。
3. 目玉焼きを使った美味しい料理
■目玉焼きを主役に
目玉焼きを主役にした料理も、実はいろいろあるんです。
たとえば、半熟の目玉焼きをのせたシンプルなパスタにペコリーノチーズをふりかけた一品。
これはイタリアの家庭でもよく作られる料理です。
また、食パンに目玉焼きをのせて焼くだけでも、立派な一品に。
もちろん、シンプルにごはんにのせるだけでもおいしいですよ。
■料理の仕上げにプラス
パスタや和え麺などの麺料理に目玉焼きをのせると、ぐっと豪華な印象になります。
同じように、カレーやシチュー、ハンバーグ、炒め物に添えるのもおすすめです。
目玉焼きは余分な水分が出ないため、料理の味わいを濃厚にしてくれます。
結論
一口に目玉焼きといっても、焼き方や食べ方の好みは本当にさまざまです。
目玉焼きが上手に作れるようになると、料理の幅が広がり、毎日の食事がもっと楽しくなりますよ。
目玉焼きが上手に作れるようになると、料理の幅が広がり、毎日の食事がもっと楽しくなりますよ。