1. レタス保存の基本を知ろう
◾️レタスは乾燥と傷みに要注意
レタスは約95%が水分で、みずみずしい食感が魅力。
ただし、この水分の多さが傷みやすさの原因でもあります。
冷蔵なら1週間程度、冬場の常温でも1〜2日が保存目安。カットされたレタスは空気に触れることで酸化が進みやすく、風味や食感が落ちてしまいます。なるべく当日中に食べ切りましょう。
◾️乾燥を防ぐ保存がカギ
乾燥に弱いレタスは、湿ったキッチンペーパーで包む、芯を取り除くなどの工夫が必要。
最適な保存環境は温度0~5℃、湿度98%以上とされていますが、家庭用冷蔵庫の湿度は低め。
だからこそ、乾燥対策をしっかりと心がけたいですね!
2. 冷蔵・冷凍保存のやり方とコツ
◾️冷蔵保存は丸ごとが正解
丸のまま保存する場合、芯をくり抜き、その穴に湿らせたキッチンペーパーを詰め、さらに全体を新聞紙やキッチンペーパーで包んでビニール袋へ。
これで冷蔵庫で約1週間持ちます。
カットした場合は手でちぎり、水気をしっかり切った後に同様に包んで保存袋へ入れましょう。
包丁を使うと切り口から酸化が進みやすくなるため、なるべく手でちぎるのがおすすめです。
◾️冷凍保存は加熱用に
冷凍はシャキシャキ感が失われるため、スープや炒め物用がおすすめ。
手でちぎったレタスを水気を切ってから、1食分ずつ保存袋に入れて冷凍庫へ。
解凍は自然解凍せず、そのまま加熱調理に使うのがポイントです。
スムージーに加えれば、レタスのほのかな風味が楽しめて栄養価もアップしますよ!
3. 長持ちさせるテクニック集
◾️切り口に小麦粉をまぶす
芯を数ミリ切り落とし、小麦粉を薄くまぶして保存する方法。
小麦粉が水分の蒸発を防ぎ、ハリのある状態をキープできます。
包んでから保存袋に入れ、冷蔵庫で保管しましょう。
◾️爪楊枝を芯に刺す
芯には栄養分を消耗する成長点があります。
ここに爪楊枝を3〜4本奥まで刺し込むと、成長を抑制し保存期間が延びます。
等間隔に刺すのがコツですよ。
◾️加熱調理してから保存する
炒め物や煮浸し、酒蒸しにしてから保存容器や保存袋で冷蔵・冷凍保存。
冷蔵なら4〜5日、冷凍なら1か月ほど持ちます。
作り置きができるので、忙しい日にも便利です!
◾️天日干しでさらに長持ち!
天気の良い日に、カットレタスを5〜6時間干して水分を飛ばす方法も。
保存性が高まり、味が凝縮して甘みが増します。
干した後は保存袋に入れ冷蔵保存しましょう。
4. 劣化サインを見極めよう!こんな状態は要注意!
葉が赤茶色に変色、酸っぱい臭い、ぬめり感、水分が滲み出して溶けている...。
これらは劣化・腐敗のサインです。無理に食べず、食中毒予防のために潔く処分しましょうね。
結論
レタスは乾燥と水分管理がカギです。丸ごと冷蔵保存で1週間、加熱用なら冷凍で1か月の保存が可能です。
ちょっとした工夫やテクニックで長持ちさせ、美味しいレタスを無駄なく楽しみましょう!
ちょっとした工夫やテクニックで長持ちさせ、美味しいレタスを無駄なく楽しみましょう!