「その発想はなかった…！」ペットボトルキャップが神アイテムに…！日常で大活躍する【暮らしの裏ワザ】を紹介

ペットボトルキャップは、正しく分別することでさまざまな形に生まれ変わります。
捨てる前に知っておきたい活用例をチェックしましょう。

◾️プラスチック製品としてリサイクル
分別されたペットボトルキャップは、リサイクルによって新たなプラスチック製品になります。
具体的には、イスの背もたれや植木鉢、さらには車の部品などにも再利用されているのです。
キャップ400個を焼却処分すると、約3,150gのCO₂が発生しますが、リサイクルすればCO₂削減や地球温暖化防止に貢献できますよ。

◾️ワクチン寄付の資金になる
実はペットボトルキャップ800個分が、子ども1人分のポリオワクチンの寄付につながるんです。
集められたキャップはリサイクル業者に売却され、その利益が認定NPO法人「世界の子どもにワクチンを 日本委員会（JCV）」を通じてユニセフに送られ、世界中の子どもたちの命を守っています。
こうした活動が、もっと広がっていくと素敵ですね。

◾️障がい者の雇用創出につながる
リサイクルに回す前の異物除去作業などは、障がい者の方々の大切な仕事です。
働く喜びや社会参加の実感が得られ、彼らの自立支援にも貢献できる取り組みなんですよ。

日常生活でも、キャップはちょっとした工夫で便利アイテムに変身します。
いくつか面白いアイデアをご紹介しますね。

◾️計量スプーン代わりに
ペットボトルキャップの容量は約7.5ccで、2杯分なら大さじ1、2/3杯で小さじ1になります。
外出先やキャンプで計量スプーンがないときも、キャップさえあれば安心ですね。手軽に量れるので、覚えておくと便利です。

◾️ピーマンのヘタ取りに
包丁を使わず、ピーマンのヘタ部分にキャップを差し込んでくるっと回せば、種やワタがきれいに取れます。
まな板を汚さず、後片づけもぐっと楽になりますよ。

◾️野菜の皮むきに
キャップを野菜の表面で軽くこすると、薄く皮がむけます。
子どもと一緒の料理タイムや、ピーラーや包丁を使いたくないときにぴったり！無駄なく野菜を使い切れますよ。

◾️魚のウロコ取りに
キャップの適度な弾力で、魚のウロコを包丁より安全かつスムーズに取れます。
飛び散りも抑えられるので、後片づけが楽になるのがうれしいですね。

◾️袋菓子の保存キャップに
500mlのペットボトルの飲み口部分を4〜5cmほど切り取り、袋の口を通してキャップを閉めれば、袋菓子や調味料の湿気防止キャップに早変わり！
輪ゴムやクリップよりしっかり密閉できます。

「キャップなんてただのゴミ」と思いがちですが、その小さな一歩が地球や人、社会の役に立ちます。

◾️リサイクル活動に参加してみよう
近所のスーパーや学校、回収ボックス設置場所を探してみましょう。
集めたキャップは地域の回収活動に参加したり、直接リサイクルに回したりして、ぜひ貢献してみてくださいね。

◾️日常での再利用も習慣に
「使い道がない」と思っていたキャップが、実は驚きの便利グッズになるかもしれません。
家庭やアウトドア、料理の場面で、キャップの可能性を楽しんでみましょう！

ペットボトルキャップは、リサイクルによるCO₂削減やワクチン寄付、障がい者支援など多くの役割を持っています。
家庭ではちょっとした工夫で便利グッズとしても活躍できる存在です。
捨てる前に「もうひと工夫」して、あなたも今日から小さなエコ活動を始めてみませんか？まずはできることから、始めてみましょう！