1. 炊飯器を掃除する理由
お米を炊くとき、炊飯器の中ではでんぷん質を含んだ蒸気が発生して、上蓋や通気口に付着します。
これを放っておくと、でんぷん質をエサに雑菌が繁殖してしまい、カビや嫌なニオイの原因になります。
せっかくのお米をおいしく炊くためにも、定期的なお手入れが大切なんです。
2. 炊飯器のお手入れ方法
■内蓋・内釜
やわらかいスポンジと食器用洗剤で洗います。
フッ素加工がされている場合は、傷つけないようにやさしく洗うことが大切です。
汚れが落ちにくいときは、ぬるま湯にしばらく浸けてから洗うときれいになりますよ。
■外釜・蒸気口・本体外側
外釜や本体にはセンサーなどがあるため、直接水をかけずにふきんと洗剤でやさしく拭き取ります。
蒸気口の隙間にはホコリがたまりやすいため、綿棒などを使って丁寧に掃除しましょう。
■ファン
ファンはとても繊細なパーツでもあります。
ふきんや綿棒、新品の歯ブラシなどを使ってホコリをやさしく取り除きましょう。
特別な道具は必要なく、家にあるもので手軽に掃除できますよ。
3. 炊飯器を清潔に保つコツ
■こまめにお手入れする
汚れがたまる前に、日ごろから軽く掃除する習慣をつけておくと、お手入れがぐんとラクになります。
気づいたときにさっと拭いたり、使わないときはホコリ防止のためにカバーをかけておくと安心です。
■お米を放置しない
炊きあがったお米をそのまま放置するのはNGです。
残ったご飯は冷凍庫に移し、炊飯器内はしっかり乾燥させておきましょう。
湿気とでんぷん質はカビの好物なので、きれいに保つためには乾燥が大切です。
結論
炊飯器をきれいに保つことは、おいしいご飯を食べるためにも欠かせません。
毎日使うものだからこそ、正しい掃除方法を知って、普段からこまめにお手入れを続けましょう。
毎日使うものだからこそ、正しい掃除方法を知って、普段からこまめにお手入れを続けましょう。