1. タオルの臭いを消す方法
タオルの臭いは、正しいやり方で洗えばしっかりと消すことができます。
ここでは効果的な2つの方法を紹介します。
■煮洗い(煮沸消毒)
まずは鍋に水を入れて60度以上に加熱しておきます。
臭いの気になるタオルを鍋に入れ、鍋底につかないように注意しながら、20分ほど弱火で煮ます。
その後、取り出したタオルをそのまま洗濯機で洗うだけです。
熱湯は生地を傷めやすいので、さし水で温度を調整しましょう。
洗面器を使って60度をキープしながらつける方法でもOKです。
■酸素系漂白剤でつけ置き
40~50度のお湯に、オキシクリーン(スプーン1杯)を溶かします。
そこにタオルを20分ほど漬け、置いておきます。
その後、水でよくすすいでから洗濯機で洗います。
酸素系漂白剤は漂白・消臭・除菌効果があり、タオルの臭いをスッキリ落としてくれます。
汚れや臭いがひどい場合は、つけ置きの時間を少し長めにするといいでしょう。
2. タオルの臭いを防ぐ方法
■洗濯物はため込まない
汚れたタオルや洗濯物を放置すると、雑菌が繁殖しやすくなります。
できるだけすぐに洗濯しましょう。
すぐに洗えない場合は、ハンガーにかけて乾かしておくと雑菌の繁殖を抑えられます。
■できるだけ早く乾かす
タオルが濡れている時間が短いほど、雑菌は繁殖しにくくなります。
風通しのよい場所で陰干しがおすすめです。
天日干しする場合は、繊維が硬くなる前に取り込みましょう。
干すときは、タオル同士の間隔を空けて風通しをよくすると効果的です。
2本のハンガーにかけたり、タオルの長さをずらして干すのもいいでしょう。
部屋干しの場合は、浴室乾燥機や扇風機、サーキュレーター、エアコンのドライ機能などを活用しましょう。
■洗剤は適量、たっぷりの水で洗う
洗剤を入れすぎると、タオルに石けんカスが残りやすくなり、臭いの原因になります。
適量をきちんと計って使いましょう。
また、水が少ないとタオルがよく動かず、汚れが落ちにくくなります。
たっぷりの水でしっかりと洗うことも大切です。
3. どうしても臭いが取れないときは買い替えを
いろいろ試してもタオルの臭いが取れない場合は、タオルの寿命かもしれません。
「手触りが悪い」「色が変わってきた」「吸水性が落ちた」などのサインがあれば、買い替えを検討しましょう。
快適に使うためにも、タオルは定期的に交換することが大切です。
結論
タオルの臭いの主な原因は雑菌の繁殖や酸化した皮脂です。
普通の洗濯だけでは完全に落としきれないことが多いため、煮洗いや酸素系漂白剤のつけ置きを活用してしっかりケアしましょう。
普通の洗濯だけでは完全に落としきれないことが多いため、煮洗いや酸素系漂白剤のつけ置きを活用してしっかりケアしましょう。