1. 父の胃痛の原因は...
これは、50代の父の話です。
夏になると「体力をつけなきゃ!」と張り切る父は、夏バテ対策として生のニンニクを丸ごとレンジで加熱し、焼きニンニクにして毎晩食べていました。
ところがある日、父が「胃が痛い...」と顔をゆがめて苦しみ出し、近所の病院へ急行することに。
最初は原因がはっきりせず、医師に食生活を尋ねられた父は、「毎晩ニンニクを丸ごと食べています!」と即答しました。
すると医師は「それが原因になっている可能性があります。毎日、ニンニクを丸ごとは食べすぎですよ」と注意されていました。
それ以来、焼きニンニクをやめた父の胃は、すっかり落ち着いたようです。
体にいいものでも、ほどほどが大事と、私も父もこの件で学びました。
2. ニンニクの豆知識
独特の風味で料理を引き立ててくれる「ニンニク」。
食欲をそそる食材のひとつでもあり、体にもいいイメージがある一方で、食べすぎには注意が必要です。
そこでここでは、ニンニクを安全に美味しく楽しむための豆知識を紹介します。
■食べすぎ注意!ニンニクが引き起こす体への影響
今回のエピソードにもあったように、ニンニクを食べすぎると胸やけや胃の不快感を感じることがあります。
また、体臭や口臭が気になる原因になることもあるため、摂りすぎには注意が必要です。
さらに、加熱せずに生のまま食べた場合、まれにアレルギー反応を起こすこともあります。
ニンニクに含まれるアリシンという成分には強い殺菌作用があるため、空腹時に摂取すると胃に負担がかかりやすくなります。
過剰に摂ることで貧血を起こす可能性もあるため、適量を守ることが大切です。
■ 1日の摂取量の目安
ニンニクの1日の摂取量の目安は、生で約5〜7g(1片)、加熱した場合は約10〜15g(2片)とされています。
少なく感じるかもしれませんが、体への影響を考えるとこのくらいが適量なんです。
たくさん食べたいときは、生ではなく加熱調理してから取り入れると安心です。
結論
エピソードとそれにちなんだ豆知識を紹介しました。
どんなに体によい食材でも「適量」が大切です。日々の食事に豆知識を取り入れて、健康的に楽しみましょう。
※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。
どんなに体によい食材でも「適量」が大切です。日々の食事に豆知識を取り入れて、健康的に楽しみましょう。
※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。