1. 水筒にカビが生える原因とは?
水筒に水筒に黒い汚れがあれば、カビの可能性を疑いましょう。
原因を知ることで予防にもつながりますよ。
◾️汚れや水分の放置が原因に
水筒の中には、飲み物の成分や唾液、食べかすなどが入り込み、カビのエサになります。
洗い残しや乾かし不足があると、気密性の高い構造がかえってカビの温床になってしまうことも。
◾️洗ったあとにしっかり乾かさないのはNG
洗ったあとすぐにキャップを閉めると、中が湿ったまま密閉され、カビが生えやすくなります。
通気性のよい場所でしっかり乾かしましょう。
パッキンの隙間もティッシュなどで水気を拭き取ると安心です。
◾️飲み物の放置もカビの原因に
飲み残しを放置すると、雑菌が増えてカビの温床になります。
その日のうちに洗って乾かすことが基本です。
◾️カビに気づかず飲んでしまったら?
少量であれば影響が出ない人もいますが、体調に異変があったり、子どもが口にした場合は、念のため医療機関に相談してくださいね。
2. 水筒のカビ取りに使える洗剤とは?
「塩素系漂白剤はNG」と聞くこともありますが、実は使えるケースもあるんです。
◾️汚れを落とすのにおすすめの洗剤は?
軽い汚れには、食器用の中性洗剤や重曹で十分です。黒カビなどには酸素系漂白剤がおすすめです。
◾️塩素系漂白剤は本当にNG?
水筒によっては使用可能です。
たとえば「キッチンハイター」などはステンレス製の容器にも使えると明記されています。
ただし、水筒の取扱説明書でNGとされている場合は使用を控えましょう。
3. 酸素系漂白剤でカビを落とす方法
具体的な手順を知っておけば、初めてでも安心してカビ取りができますよ。
◾️カビ取りの基本手順
1.水筒とパーツをすべて分解
2.50℃程度のお湯に酸素系漂白剤を溶かし、1時間ほど浸け置き
3.パッキンなどの小物は別の容器で30〜60分つける
4.流水ですすぎ、しっかり乾かす
◾️カビが落ちても使い続けていい?
見た目にはきれいでも、ゴムパッキンの奥にカビが根を張っていることがあります。
気になる場合はパッキンだけでも交換するのがおすすめです。
4. 日々のケアと買い替えのタイミング
水筒の寿命を延ばすためにも、日々のケアと判断力が大切です。
◾️やってはいけないこと
金たわしや硬いブラシでゴシゴシこするのは避けましょう。
水筒に傷がつき、そこに菌が入り込む原因になります。
また、耐熱性のない水筒に熱湯や食洗機を使うのも避けましょう。
◾️カビを防ぐ日々の洗い方
分解してパーツごとに中性洗剤で洗い、しっかりすすいで乾かすだけでカビは防げます。
毎日のケアが何よりの予防策です。
◾️買い替えを検討するタイミング
黒カビが根深い、水筒が古くなった、ニオイが取れないなど...そんな場合は買い替えどき。
健康と安心のためにも、早めの判断がベストです。
結論
水筒のカビは汚れや水分が原因です。日々しっかり洗って乾かすことが基本。カビが生えてしまったら、酸素系漂白剤で対処しましょう。気になる場合は買い替えも検討して、清潔をキープしてくださいね。