1. まろやかな甘みでスパイシーさを引き立てる隠し味
■りんご
すりおろしたりんごを加えると、ほんのり甘くて、みずみずしい風味が加わります。
辛いカレーが苦手な方や子どもにもピッタリです。
特にポークカレーとの相性がよく、りんごに含まれる酸が豚肉をやわらかくしてくれるのもポイントです。
■バナナ
完熟バナナをすりおろしてカレーに加えると、とろみが出て食感が良くなります。
甘みと辛さのバランスが絶妙で、味に奥行きが生まれます。
■レーズン
ドライカレーでもおなじみのレーズンは、濃厚な甘みでスパイスの辛さを際立たせます。
みじん切りにしてソースに混ぜるほか、ラム酒で戻したレーズンを、そのまま具材として加えるのもおすすめです。
2. 爽やかな酸味やコクを加える隠し味
■レモン
爽やかな香りのレモンは、豚肉やラム、魚を使ったカレーにピッタリです。
レモン果汁を煮込む途中に加えると酸味がなじみ、仕上げに少量ふりかければ香りが引き立ちます。
刻んでトッピングするのもいいでしょう。
■梅干し
カレーによく使われるタマリンドの代わりに、梅干しを使うのもおすすめです。
酸味やコクを加えることができ、まろやかで深みのある味に仕上がります。
種を取り除いて煮込むとおいしさが引き立ちますよ。
■豆板醤や一味唐辛子
辛さをプラスしたいときには、豆板醤や一味唐辛子がおすすめです。
本格的な辛さ調整にはレッドペッパーが使われますが、豆板醤や一味なら手軽に代用できます。
3. 隠し味を加える際の注意点
トマトやレモン、梅干しなど、カレーに合う隠し味はたくさんありますが、入れすぎには注意が必要です。
風味が強く出すぎてしまうと、バランスを崩す原因になります。
あくまで「隠し味」なので少量ずつ加えて、味を見ながら調整するのが基本です。
また、味見をしたお玉は、鍋に戻さず新しいものを使いましょう。
唾液に含まれるアミラーゼの作用で、とろみが失われてしまうことがあります。
結論
甘み、酸味、辛みといった隠し味をほんの少し加えることで、自分好みのカレーを作ることができます。
隠し味で、あなた好みの「最高の一皿」をぜひ見つけてみてください。
隠し味で、あなた好みの「最高の一皿」をぜひ見つけてみてください。