実は【埃がたまりやすい家】には共通点がある！？⇒当てはまったらすぐに試せる簡単対策とは

どの家でも埃は出るものですが、特にたまりやすい家にはいくつかの共通点があります。

■掃除しにくい隙間が多い
家具と壁の隙間やソファの下など、掃除がしづらい場所が多いと、埃はたまりやすくなります。
こまめに掃除をしないと、気づかないうちに積もっていってしまいます。

■布製品が多い
埃の主な成分は、繊維から出るクズです。
カーテンやラグ、布張りのソファなどが多いと、その分だけ埃も発生しやすくなります。
特に寝室や脱衣所、クローゼットのように布製品が集中している場所には注意が必要です。

■風通しが悪い
空気の流れが悪いと、埃が舞い上がらずにその場にとどまりやすくなります。
そのため、ベッドの下や家具の隙間、部屋の角などに埃がたまりやすくなってしまいます。

環境を整えることで、埃の発生や蓄積を抑えることができます。
以下のポイントを意識してみましょう。

■家具の配置を見直す
家具を壁にぴったりつけたり、高さの低いものを選んだりすることで、掃除がしやすくなります。
背の高い家具よりも、動かしやすく、脚付きで下の掃除がしやすい家具を選ぶのもおすすめです。

■布製品を減らす
カーテンをブラインドに変えたり、ラグを敷かずにすっきりさせたりするだけでも効果があります。
ソファやクッションも、布製からレザーや合成皮革に替えることで、埃の発生を抑えられます。

■こまめな換気を心がける
空気の流れを作ることで、埃が溜まりにくくなります。
部屋の対角にある窓を開けると、効率よく空気が通ります。
窓がひとつしかない場合は、扇風機で風の通り道を作ると効果的です。

■扉付きの収納を使う
オープンラックや飾り棚は見た目がすっきりしますが、埃がたまりやすいのが難点でもあります。
扉付きの収納を選ぶことで、埃がたまりにくくなり、掃除の手間も減らせます。

■掃除は「上から下へ」
埃は空気中に舞い上がり、最終的には床に落ちていきます。
そのため、高いところから順番に掃除を進めていくと、効率よくきれいにできます。

照明や棚の上から始めて、最後に床を掃除しましょう。

■まずはフロアワイパーで
いきなり掃除機を使うと、埃が舞い上がってしまうことがあります。
まずはフロアワイパーで表面の埃を取り除き、その後に掃除機で細かいゴミを吸い取りましょう。

仕上げに水拭きをすると、より清潔な状態を保つことができます。

■こまめな掃除を習慣に
埃が積もってから掃除をするよりも、こまめに行う方が手間も少なくすみます。
特に朝は、夜の間に床に落ちた埃を取り除くのに最適な時間です。

週に1回はしっかり掃除を行い、清潔な状態を保ちましょう。

「気がつくと部屋が埃っぽい」と感じる方は、家具の配置を工夫したり、換気を習慣づけたりするだけでも、埃を大幅に減らすことができます。
少しの工夫と定期的な掃除で、快適な住まいを保ちましょう。