1. とうもろこしの食べすぎはダメ!?
栄養たっぷりのとうもろこしですが、食べすぎには注意が必要です。
とうもろこしは食物繊維が豊富で、便通をスムーズにする働きがあります。
ただし、大量に食べると消化不良を起こし、腹痛や下痢などを招く可能性があります。
特に胃腸が弱い方や子ども、ご高齢の方は、1日に1本を目安にとどめましょう。
妊娠中の便秘対策にも効果が期待されますが、比較的カロリーが高めなので、妊娠中でも食べすぎには注意が必要です。
適量を意識して、美味しく栄養をとり入れてください。
2. 捨てないで!とうもろこしの芯やひげにも栄養が
実の部分だけでなく、ひげや芯にもミネラルやビタミンB群が含まれています。
■とうもろこしのひげ
とうもろこしのひげには、食物繊維やカリウム、ポリフェノールなどが豊富に含まれています。
体のむくみをやわらげたり、お通じの改善にも役立つとされています(※1、2)。
バターで炒めたり、乾煎りしてお茶にすれば、美味しく取り入れられますよ。
■とうもろこしの芯
芯にもミネラルやビタミンB群が含まれています。
特に食物繊維が多く、健康維持にうれしい成分です。
芯はそのまま食べることはできませんが、炊き込みごはんやスープの出汁として栄養をしっかり摂りたいときは、電子レンジ加熱がおすすめです。
(参考文献)
※1 運営元:厚生労働省
該当ページ名:食物繊維 | e-ヘルスネット(厚生労働省)
https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/dictionary/food/ye-016.html
※2 運営元:厚生労働省
該当ページ名:カリウム | e-ヘルスネット(厚生労働省)
https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/dictionary/food/ye-005.html
3. とうもろこしの栄養を逃がさない料理のコツ
とうもろこしは茹でると、水に溶ける栄養が流れ出てしまうことがあります。
栄養をしっかりとりたい場合は、電子レンジで加熱するのが効果的です。
■レンジで加熱する方法
①ひげを取り除き、皮を数枚残したままラップで包みます。
②電子レンジで500Wなら6分、600Wなら5分ほど加熱します。
この方法で加熱すると、とうもろこし本来の甘みがぐっと引き立ちますよ。
結論
夏が旬のとうもろこしは、栄養価が高く、体にやさしい栄養たっぷりの食材です。
食べすぎには注意しながら、旬の味覚を美味しく楽しんでくださいね。
食べすぎには注意しながら、旬の味覚を美味しく楽しんでくださいね。