1. 体を間違って洗っていない?ありがちなNG例
◾️体から先に洗っている
お風呂に入ると、まず体から洗う方も多いですが、実はこれはNG。
髪を洗ったときのシャンプーやコンディショナーの成分が体に流れ落ち、毛穴に残ることで肌荒れや体ニキビの原因になってしまいます。
洗う順番は"髪が先・体は後"が基本です。
◾️かけ湯をせず乾いたまま洗う
乾いた肌にいきなりボディソープをつけたタオルでゴシゴシしていませんか?
実はこれ、肌にとって負担大。乾燥した状態では泡立ちも悪く、摩擦で肌を傷つけてしまいます。
まずはしっかりかけ湯をして肌を湿らせてから洗いましょう。
◾️ナイロンタオルでゴシゴシ
ナイロンタオルや硬めのブラシで力強くこするのは、汚れを落とすどころか肌を痛めるだけ。
必要な皮脂まで奪ってしまうことで、乾燥や肌荒れを引き起こします。
◾️熱いお湯で洗う
熱いお湯はさっぱり感がありますが、肌には厳禁。必要な皮脂を落としすぎて、肌のバリア機能が低下し、乾燥を招いてしまいます。
お湯の温度は38~40℃くらいが理想です。
2. 体を洗う前の準備をしよう
◾️浴槽に浸かって体を温める
体を洗う前に、まずは湯船でじんわり体を温めましょう。
体が温まることで毛穴が開き、老廃物が外に出やすくなります。
さらに表面の汚れもある程度落とせるので、洗うときの負担が減ります。
◾️髪を先に洗う
シャンプーやリンスの成分は、流れるときに体に付着します。
そのため、先に髪を洗ってから体を洗う順番にすると、余計な成分を体から落とせます。
これだけでも肌への負担を減らし、ニキビや肌荒れの予防に効果的です。
3. 肌を守る正しい体の洗い方
◾️ゴシゴシこすらない
体の汚れは、実は泡の力で十分落とせます。
ボディソープはしっかり泡立て、手や柔らかいタオル、スポンジを使って優しく洗いましょう。
キメ細かな泡が汚れを包み込んで落とすので、ゴシゴシ洗いは不要です。
◾️上から下へ順番に洗う
体を洗うときは、首から上半身、下半身、足の裏へと、上から下へ洗い進めるのが基本です。
とくに皮脂や汗がたまりやすい背中や胸、脇、下腹部は丁寧に。
背中などの届きにくい部分は、やわらかい長めのタオルや柄付きブラシで無理なく洗いましょう。
4. 体臭を防ぐには洗い方に注意!
◾️洗い過ぎは逆効果
体臭が気になるからといって、ゴシゴシ洗ったり何度も洗ったりするのは逆効果。
洗い過ぎると、肌に必要な常在菌のバランスが崩れ、悪玉菌が増えて体臭の原因になることがあります。
さらに、乾燥した肌は皮脂を過剰に分泌し、それも体臭の原因に。体臭対策は、「正しい洗い方を1日1回」が鉄則です。
結論
間違った洗い方をしていると、毎日お風呂に入っていても肌荒れや体臭、ニキビの原因になってしまいます。大事なのは、正しい順番と優しい洗い方を守ること。今日から意識を変えて、肌を労わる習慣を始めてみませんか?健やかで清潔な体を、毎日のケアで育てていきましょう。