1. 正常?故障?エアコンの水音を聞き分けよう
◾️「シャー」という音は正常
「シャー」と流れるような音がそれは冷媒や排水が流れる正常な音です。
正常な動作の一環なので、心配しなくて大丈夫ですよ。
◾️「ポコポコ」という音は注意が必要
「ポコポコ」と音がしたら要注意。ドレンホースに空気が入っていたり、詰まりがある可能性が高いです。
放置しておくと水漏れや室内の汚れにも繋がるので、早めの対応を心がけたいところです。
2. 「ポコポコ音」の主な原因とは?
気になる「ポコポコ音」の正体を見ていきましょう。
◾️ドレンホースに空気が侵入している
ドレンホースとは、エアコンから出た水分を屋外に排出するためのホース。
換気扇などで室内の空気が抜けると、代わりに外の空気が入り込もうとします。
そのとき、気密性の高い家だとドレンホースが空気の通り道となることで、「ポコポコ」と音が発生します。
◾️ホースやドレンパンの詰まり
ホースやドレンパンにゴミやほこりが詰まってしまうと、水がうまく排出されず、溜まってしまいます。
この水に水滴が落ちることで「ポコポコ」という音が発生することもありますよ。
3. ポコポコ音を放置するとどうなる?
実は、放置しておくと思わぬトラブルにつながることもあります。
◾️虫やほこりの侵入リスク
空気の通り道になっているドレンホースから、虫や外のゴミが室内に入ってくる可能性があります。
汚れが増えることで、さらに詰まりやすくなることもあるので要注意です。
◾️水漏れ被害に発展することも
ドレンホースやドレンパンの詰まりを放っておくと、水が逆流してエアコンから水が漏れ出すことも。
室内が濡れるだけでなく、家電に水がかかって故障する恐れもあるので、早めに対処しましょう。
4. エアコンの水音を止めるための対処法
トラブルを防ぐために、今のうちに対策をしておきましょう。
◾️換気口や窓を開けて空気の流れを調整
換気扇を止めて窓や換気口を開けると、ドレンホースに空気が入りにくくなります。
ただし、これは一時的な処置なので音が続くようなら別の方法も試してみてくださいね。
◾️ドレンホースをペットボトルに差す
ドレンホースの先を水の入ったペットボトルに差し込むことで、空気の侵入を防げます。
手軽にできる応急処置としておすすめです。
◾️逆流防止弁を設置する
ホームセンターやネットで購入できる「逆流防止弁」を使えば、空気や虫の侵入もシャットアウト。
差し込むだけで取り付け可能なので、手軽に取り入れられるおすすめアイテムです。
◾️ホースの詰まりを自力で掃除
ホースの先端に掃除機や専用ポンプを当てて吸引することで、詰まりを除去できます。
ただし、ドレンパンの詰まりや内部の汚れはプロに頼むのが安心です。
結論
エアコンの「シャー」という水音は正常ですが、「ポコポコ」音は異常のサインかも。
放置せずに、原因を探して早めに対処するのが安心です。空気の流れやホースの詰まりを見直して、快適な空調環境を保つためにも、ぜひ早めの対策を心がけてくださいね。
放置せずに、原因を探して早めに対処するのが安心です。空気の流れやホースの詰まりを見直して、快適な空調環境を保つためにも、ぜひ早めの対策を心がけてくださいね。