1. みんなはどのくらいの頻度で洗濯槽を掃除している?
◾️平均は2〜3カ月に1回が最多
アンケート調査では「2〜3カ月に1回」が最も多く、次いで「月に1回」という人も。
中には「年に一度だけ」や「掃除をしたことがない」という声もあり、家庭によってかなり差があります。
◾️洗濯頻度が低いほどカビやすい!?
意外なことに、週に1度しか洗濯しない家庭のほうが、かえってカビが発生しやすいこともあります。
洗濯槽内に水分が残る時間が長くなることが原因です。
また、新品の洗濯機でも数カ月でカビが繁殖してしまうケースもあります。
使う頻度に関わらず、定期的な掃除はやはり必要ですね。
2. 掃除をさぼると起こるトラブル
◾️衣類に茶色いゴミが...それ、カビです
ちゃんと洗ったのに服にゴミが付いてる...そんなときは要注意です。
洗濯槽の裏側で繁殖したカビが剥がれ落ち、衣類に付着しているかもしれません。
◾️ワカメ状の汚れは重症サイン
洗濯中にピロピロとした黒い物体が浮いていたら、それはカビの集合体が剥がれたものかもしれません。
ここまでくると、洗濯槽クリーナーでも取りきれないこともあります。
◾️健康被害のリスクも
カビの胞子が衣類から空気中に舞い、アレルギーやぜんそくの原因になることも。
特に赤ちゃんや小さなお子さんがいる家庭では注意が必要です。
3. 理想と現実の間で無理なくできる掃除頻度とは?
◾️目安は1カ月に1回!でも無理はしないで
月に1回の洗濯槽掃除が理想です。
ただし、時間も手間もかかるため、現実的には2〜3カ月に1回でも十分効果があります。
◾️季節で調整してみよう
カビが繁殖しやすい梅雨や夏は、月1回の掃除がおすすめ。
逆に湿度が低い冬は、3カ月に1度程度でも問題ないでしょう。
4. 掃除頻度を減らすちょっとしたコツ
◾️洗濯機のフタは開けて乾かす
使い終わった洗濯機にフタをしてしまうと、湿気がこもってカビが繁殖しやすくなります。
特に縦型洗濯機は、事故の心配が少ないので、なるべく開けっぱなしにしておくのがコツ。
◾️洗剤は多すぎないように
「たくさん入れたほうが汚れが落ちそう」と感じがちですが、実は逆効果。
溶けきらなかった洗剤がカビのエサになってしまいます。
パッケージの目安量をきちんと守りましょうね。
◾️洗濯物の入れっぱなしはNG
お風呂前に脱いだ衣類をすぐ洗濯槽に入れていませんか?
濡れた衣類を放置すると、カビの温床になります。
特に、食べこぼしや汗などが付いた衣類は要注意です。
結論
洗濯槽の掃除は、月1回が理想ですが、実際は2〜3カ月に1度でも大きな効果があります。
フタを開ける・洗剤の量を守る・濡れた衣類を放置しないなど、日々の習慣で掃除の手間もグッと減りますよ。
衣類の汚れや健康トラブルを防ぐためにも、自分に合ったペースで洗濯槽のケアを取り入れてみましょう。
フタを開ける・洗剤の量を守る・濡れた衣類を放置しないなど、日々の習慣で掃除の手間もグッと減りますよ。
衣類の汚れや健康トラブルを防ぐためにも、自分に合ったペースで洗濯槽のケアを取り入れてみましょう。