雑草に除草剤いらず！？”お金をかけずに”簡単に除草する＜衝撃の裏ワザ＞とは

熱湯での除草は、自然派の方法として注目されていますが、注意点もあるため、過信は禁物です。メリットとデメリットを比べておきましょう。

◾️コストがかからず環境にもやさしい
熱湯だけで除草ができるので、除草剤を買う必要がありません。
土壌に薬剤を残さないため、小さなお子さんやペットがいる家庭にも安心。
自然にやさしい方法として取り入れやすいですね。

◾️広範囲の除草には不向き
広い庭や畑などに熱湯を使うとなると、大量のお湯を準備する必要があります。
また、根の深い雑草やしぶとい種類には効果が薄いことも。
根本的な除去にはやや不向きな面もあります。

◾️火傷のリスクに注意
沸騰直後の熱湯を扱うため、火傷のリスクが伴います。
とくに大きな容器を使う場合は慎重に。
火傷しないよう、軍手や長袖を着用して、安全に作業しましょう。

熱湯除草を行う場合、どこにかけるのが効果的か、どんな点に気をつけるべきかを確認しておきましょう。

◾️レンガやコンクリートのスキマに有効
地面が固く、手で雑草を抜きにくい場所では熱湯が効果的です。
レンガやアスファルトのスキマなど、根が浅い雑草ならすぐに枯れてくれます。
手間がかからない点も魅力です。

◾️熱湯は沸騰直後のものを使おう
効果を出すためにはできるだけ熱いお湯を使用しましょう。
ただし、お湯をかけすぎると土の中の微生物にもダメージが及ぶため注意が必要です。
必要な部分にピンポイントでかけるのが効果的です。

◾️食塩入りの茹で汁はNG
「ついでに料理の茹で汁を使いたい」と思うかもしれませんが、塩分が含まれたお湯はNG。
土に塩が残ると植物が育たなくなる可能性もあります。
使うのは水だけを沸かしたものにしましょう。

熱湯での除草が難しい場合や、もっと効率的に雑草を減らしたい方は、別の方法を検討してみてください。

◾️体力があるなら草むしりが確実
昔ながらの草むしりは、やはり確実な除草方法。
根までしっかり抜ければ、再発もしにくくなります。
体調や気温に合わせて無理せず行いましょう。

◾️便利な除草シートや除草剤を活用
広い面積の除草には、除草シートを敷くのも効果的です。
日光を遮断することで、雑草の成長を抑えられます。
除草剤を選ぶ際は、環境にやさしいタイプを選ぶと安心です。

◾️専門業者に頼むのも手
どうしても自分で対処が難しい場合は、プロに依頼するのもひとつの手段。
特に広範囲や頑固な雑草が多い場合は、費用はかかっても一度きれいにしてもらうと、その後の管理が楽になりますよ。

熱湯を使った除草は、身近で手軽な方法ですが、広範囲には不向きで火傷にも注意が必要です。
レンガのスキマなどには効果的なので、場所を選んで使い分けましょう。
状況に合わせて除草シートや業者の力も借りながら、無理のない雑草対策を続けていきましょう