1. 洗濯物が雨に濡れたらどうする?
突然の雨で濡れてしまった洗濯物、放置していいのか気になりますよね。
実は、そのまま干しっぱなしにしておくのはおすすめできません。
雨には空気中の塵や排気ガスなどの汚れが含まれていて、それが洗濯物に付着すると、嫌なにおいや汚れの原因になってしまいます。
では、どのように対応すればよいのでしょうか?
◾️雨に濡れたら洗い直すのが基本
外干し中に雨で濡れてしまった洗濯物は、できれば洗い直しましょう。
とはいえ、しっかり洗剤を使う必要はありません。
すすぎ洗いだけでも汚れは落とせますので、手間はかかりますが、一度すすぎ洗いをしておくと安心です。
◾️小雨程度でも油断は禁物
「少し濡れただけだからそのままでいいか」と思うこともありますよね。
でも、空気中の汚れが含まれていることを考えると、やはり再度洗濯する方が安心です。
特に肌に触れる衣類やタオルなどは、きちんと対応しておきましょうね。
2. 室内でも洗濯物を早く乾かすコツ
雨の日に室内干しをすると、どうしても乾きにくくなりがちです。
でも、少しの工夫で乾きやすさがぐんとアップします。
◾️風を活用するのがポイント
室内干しで最も効果的なのが「風を当てる」ことです。
エアコンや扇風機、サーキュレーターを使って風を洗濯物に直接当てましょう。
特に扇風機は、下から風を当てると効果的です。
エアコン使用時は「除湿モード」がおすすめですよ。
◾️除湿機で効率アップ
衣類乾燥除湿機がある場合は、ぜひ使いましょう。
洗濯物に風を当てながら湿度を下げてくれるため、かなり早く乾かせます。
梅雨や冬など、外干しできない時期にも大活躍しますよ。
◾️干すときは間隔を空けて
洗濯物同士がくっついていると、風通しが悪くなり乾きにくくなります。
干すときはこぶし1個分の間隔をあけるのが理想です。
少しの工夫で、乾きやすさがぐんと変わりますよ。
3. 部屋干しの嫌なにおいを防ぐには?
雨の日の室内干しで気になるのが、生乾きのにおいです。
原因と対策をしっかり知っておきましょう。
◾️においの正体は雑菌
生乾き臭の正体は、洗濯物に残った汚れと湿気によって繁殖する雑菌です。
特に、湿ったまま長時間放置したり、汚れが完全に落ちていなかったりすると雑菌が増えやすくなります。
洗濯前の濡れた衣類の扱いにも気をつけましょうね。
◾️早く乾かすことで防げる
雑菌が繁殖する前に、できるだけ早く乾かすことが大切です。
風や除湿機を活用したり、干し方を工夫したりして、素早く乾かすことを意識しましょう。
◾️部屋干し用洗剤を使うのもおすすめ
除菌・消臭効果のある部屋干し用洗剤を使うと、雑菌が増えにくくなります。
においが気になる方には心強い味方ですね。
◾️においがついたら漂白剤や重曹で対処
万が一、においがついてしまった場合は、
・酸素系漂白剤を入れたぬるま湯に浸け置き
・重曹を溶かしたお湯で洗濯
このどちらかを試してみてください。
どちらも消臭効果が期待できますよ。
結論
雨に濡れた洗濯物は、面倒でもすすぎ洗いをしてから干しましょう。汚れやにおいの原因を取り除くことが大切です。部屋干しを快適にするためには、風を活用したり間隔をあけて干したり、ちょっとした工夫で、よりスムーズに乾かせます。天候に左右されず、気持ちよく洗濯を終えたいですね。