夏の必需品『タオルケット』どれくらいで洗濯してる？→見た目はキレイでも“雑菌だらけ”かも…【正しい洗濯頻度】とは

タオルケットといえば家で気軽に洗えそうなイメージですが、実は素材によっては注意が必要なんです。
正しく洗えるかどうか、まずは洗濯表示をチェックしてみましょう。

◾️洗濯タグの確認はマスト
タオルケットにも洋服と同じように洗濯表示が付いています。
綿や合成繊維なら家庭で洗えますが、洗濯表示に「水洗い不可」のマークがあるものは、家庭での洗濯は避けましょう
シルク製など高級素材のものは、縮んだり風合いが損なわれたりするため、クリーニングに出すのが無難です。

◾️見た目より汚れている寝具
タオルケットは肌に直接触れることが多く、汗が染み込みやすい寝具です。
とくに首回りなどは汗ジミができやすく、ダニの温床になることも。
アレルギーの原因にもなるため、小さなお子さんが使っている場合は特にこまめな洗濯が必要ですね。

「毎日使ってるけど、洗濯は季節ごと...」という方も多いかもしれません。
しかし、実際にはもっと頻繁な洗濯が望ましいとされています。

◾️理想は1週間に1回
タオルケットの一般的な洗濯頻度は、1週間に1回が目安。
特に汗をかきやすい夏場や、小さな子ども・赤ちゃんが使う場合はもっとこまめに洗いましょう。
とはいえ、使い方や季節によって調整すればOKです。

◾️見えない汚れを意識して
シーツと同じくらい汚れていると考えて洗濯すると安心です。
臭いや肌トラブルの原因になる前に、早めに洗ってスッキリ清潔に保ちましょうね。

タオルケットをきれいに洗うには、ちょっとしたコツが大切です。
やり方次第で、仕上がりや耐久性が大きく変わりますよ。

①洗濯表示タグをチェック
まずは家で洗ってもOKかを確認しましょう。

②汚れが目立つ場所は予洗い
汗ジミやシミがある部分には、液体洗剤を少量なじませて数分置き、洗濯機へ。
こうすることで落ちにくい汚れもスッキリ落ちます。

③洗濯ネットを使うか単独洗い
タオルケットはネットに入れると他の洗濯物との絡まりや糸くずを防げます。
洗濯ネットを使う、または単独で洗いましょう。

④蛇腹折りでムラなく洗う
丸めて入れると洗濯ムラの原因に。
縦に二つ折り→山折り・谷折りの蛇腹折りにすると、水や洗剤が全体に行き渡って効果UP！

⑤柔軟剤は控えめに
ふわふわの仕上がりを求めて毎回柔軟剤を使いたくなりますが、使いすぎると吸湿性が落ちてしまいます。
ゴワつきを感じたときに限定して使うのが◎ですよ。

「干す場所がない」「乾きにくい」そんな悩みも、干し方次第で解決できます。
大きなタオルケットでも早く乾かすコツ、知っておきましょう。

◾️M字干しで風通しを確保
物干し竿が2本ある場合は、両竿にまたがるようにかけて、真ん中を少したるませてM字型に干します。
中央に空間ができ、空気がよく通るので乾きやすいですよ。

◾️A字干しでスペース節約
竿が1本しかない場合は、タオルケットを二つ折りにかけた下にハンガーを数本差し込みましょう。
折り目の内側に空間ができて、まるでA字型のように風が抜ける仕組みに。
狭いベランダや室内干しでも使える便利な方法です。

タオルケットは肌に直接触れる寝具なので、見た目よりずっと汚れています。
1週間に1回を目安に洗濯し、蛇腹折りや洗濯ネットで上手に洗いましょう。
干すときはM字やA字にして通気性を確保するのがコツ。
こまめなケアで、清潔で快適な眠りを、日々の洗濯習慣で叶えましょう！