1. スイカの甘さは切る場所で変わる?知って得するおいしい豆知識
夏の果物といえばスイカ!
特徴は身体を冷やす働きがあり(※1)、90%以上が水分でできています。
そのため、暑い夏の水分補給におすすめです。
そんなスイカですが、実は、切る位置によって甘さが変わるって知っていましたか?
◾️スイカは中央がいちばん甘い
スイカの中心部は、糖度が高く最も甘い部分です。
分け合うときは、放射状にカットすれば全員に同じ甘さが届きます。
サイズや色、形もさまざまなスイカを、切り方でさらに楽しめますよ。
◾️なぜスイカは甘くなるの?
スイカは、葉が光合成で作った栄養分を果実に送り、それが糖分に変わることで甘くなります。
日本ではより甘さを求めて品種改良が進み、今のように甘く美味しいスイカが作られるようになりました。
ちなみに原産地はアフリカのカラハリ砂漠で、水分補給のための貴重な果実だったそうです(※1)。
2. 甘さ均等&種がとりやすい!おすすめのスイカの切り方
中心部分の甘さを均等に分けたいなら、「斜め切り」がおすすめです。
種の位置もわかりやすく、取り除きやすいんです。
◾️甘さも種の処理もラクになる切り方
①スイカを横にして、真ん中で半分にカットする
②上下の端を切り落とす
③断面が広い方を上にしてまな板に置く
④種の並びに沿って、放射状に三角ブロック状にカットする
この方法なら、種が切り口に集まりやすく、簡単に取り除けます。
また、黒いシマの部分には種が集中しているので、シマとシマの間(緑色部分)に沿って切るとさらに効率的です。
スイカの内部には、中心から渦巻くように維管束という線が3本走っています。
この周囲に種が多く集まっているため、維管束のすぐ近くを切れば、種が集中した断面が現れ、簡単に取り除けるのです。
3. 見た目も楽しい!スイカの切り方いろいろ7選
ここでは、場面に合わせて楽しめる切り方を7種類ご紹介します。
◾️丸くくり抜くかわいい切り方
①スイカを半分にカットする
②底を切って安定させる
③フルーツデコレーターで、くるくる丸くくり抜く
赤い果肉だけでもかわいいですが、黄色いスイカやメロンと合わせるとより華やかになります。
◾️スティック状で食べやすい切り方
①スイカを半分にカットする
②断面を下にして置く
③皮ごと縦に4〜5本切る
④90度回転させ、さらに縦に4〜5本切る
中心部分を引き抜くだけで、手に持ちやすいスティック状になります。
小さなお子さんにもぴったりです。
◾️ハート型のオシャレカット
ハート型に栽培されたスイカは、カットするだけで見た目バツグン!
造形スイカは珍しいですが、特別な日や贈り物にもぴったりです。
◾️サイコロ状で保存しやすい切り方
①スイカを半分に切り、端をカットして安定させる
②皮を包丁で斜めに入れてすべて取り除く
③スライスしてから四角くカットする
一口サイズでタッパーにぴったり収まるので、お弁当や冷蔵保存にも便利です。
◾️アイス風のスイカカット
①スイカを半分にカットする
②さらに1/4、1/8とカットしていく
③2〜3cm幅にスライス
④皮の中央部分を持ち手として残し、ほかを取り除く
まるでスイカアイスのような、見た目も楽しいカット方法です。
◾️スイカで器を作る切り方
①底を薄く切って安定させる
②上から1/3ほどの高さにギザギザの切り込みを入れる
③中身をスプーンでくり抜く(フルーツデコレーターを使うと◎)
くり抜いた果肉を器に戻せば、インパクトのあるフルーツボウルに早変わり!
◾️1/6に均等にカットする方法
①スイカを半分に切って底を平らにする
②片側を60度に傾けて、垂直に包丁を入れる
③残りも同じように切れば、1/6に均等カットできます
結論
スイカは、切り方次第で甘さも食べやすさも変わります。
放射状に切ると甘さが均等に行き渡り、種も取りやすくなるんですね。
いつものスイカをもっと楽しむために、ぜひ今回ご紹介したいろいろな切り方を試してみてください!
特別な日やホームパーティーにもおすすめですよ。
(参考文献)
※出典1:公益財団法人 長寿科学振興財団「低体温 体を冷やす食品」
https://www.tyojyu.or.jp/net/byouki/rounensei/tei-taion.html (→スイカが体を冷やす働きについての説明にて参照)
放射状に切ると甘さが均等に行き渡り、種も取りやすくなるんですね。
いつものスイカをもっと楽しむために、ぜひ今回ご紹介したいろいろな切り方を試してみてください!
特別な日やホームパーティーにもおすすめですよ。
(参考文献)
※出典1:公益財団法人 長寿科学振興財団「低体温 体を冷やす食品」
https://www.tyojyu.or.jp/net/byouki/rounensei/tei-taion.html (→スイカが体を冷やす働きについての説明にて参照)