1. ガスコンロの五徳は2種類ある
ガスコンロの五徳には、ステンレス製とホーロー製の2種類があります。
それぞれの特徴を理解しておくと、掃除の方法も選びやすくなりますよ。
◾️ステンレス製の特徴
シルバーの見た目で清潔感があり、耐久性も高いのが魅力です。
ただし火による変色が起こりやすいため、専用クリーナーでの定期的な掃除が必要です。
◾️ホーロー製の特徴
黒や濃い色が多く、汚れが目立ちにくいのが特徴です。
熱に強い反面、サビやすく、塗装が剥がれることもあります。
日本の家庭では、このホーロー製が主流です。
2. 重曹を使った五徳の掃除方法
五徳の掃除には、重曹が効果的です。
酸性の油汚れを中和し、焦げ付きも浮かせて落としやすくしてくれます。
汚れの程度に応じて、以下の方法を使い分けましょう。
◾️軽い汚れの場合
【重曹スプレー】
①スプレーボトルにぬるま湯100mlと重曹小さじ1を入れてよく混ぜます
②汚れた部分に吹きかけて布で拭く
【重曹ペースト】
①重曹100gにぬるま湯50mlを少しずつ加えてペースト状にする
②汚れに塗ったあとラップをかけ、1時間ほど置く
③ラップを外し、ペーストを水で洗い流す
◾️軽い焦げ付きの場合
①大きめの容器にお湯1L+重曹大さじ4を入れる
②五徳を30分〜1時間つけ置きする
③汚れが浮いてきたらスポンジでこすり洗い
◾️頑固な焦げ付きの場合
①鍋にお湯1Lを沸かし、重曹大さじ5を加える
②五徳を入れて5分煮沸→火を止めて3時間放置
③スポンジでこすり洗いして仕上げ
3. 重曹がないときに使える掃除アイテム
重曹が手元にない場合は、代用品として以下のアイテムも使えます。
◾️オキシクリーン
酸素系漂白剤で、油汚れや焦げ付きに強いです。
お湯に溶かして、五徳をつけ置きしましょう。
◾️セスキ炭酸ソーダ
重曹よりもアルカリ性が強く、水に溶けやすいのが特徴です。
つけ置きすることで、汚れが落ちやすくなります。
4. 掃除後の五徳をきれいに保つコツ
せっかく掃除した五徳、できるだけ汚れを防ぎたいですよね。
次の習慣を取り入れて、きれいを長持ちさせましょう。
◾️温かいうちに拭き掃除
調理後すぐの五徳は、油汚れが固まっていない状態。
冷める前に重曹スプレーで拭き取ると、掃除の手間が減ります。
やけどに注意して、ゴム手袋の着用も忘れずに。
◾️サラダ油でコーティング
五徳にサラダ油を薄く塗っておくと、焦げ付きやサビを防ぐ効果があります。
キッチンペーパーに少量の油を染み込ませて、全体に塗っておきましょう。
結論
ガスコンロの五徳は、重曹や煮沸などを活用すれば、しつこい汚れも落とせます。
日頃からのひと手間が、面倒な掃除を減らしてくれますよ。こまめなお手入れと予防ケアを取り入れていきましょうね。
日頃からのひと手間が、面倒な掃除を減らしてくれますよ。こまめなお手入れと予防ケアを取り入れていきましょうね。