1. 備蓄しておきたいものと目安の量
非常時に備えて、何をどれだけ用意すべきか迷う人は少なくありません。
ここでは、基本的な備蓄品と目安の量をまとめてみました。
◾️備えておきたい基本のアイテム
・非常食(インスタントラーメン・アルファ化米・缶詰・乾パンなど)
・飲料水(1人1日3Lが目安)
・日用品(トイレットペーパー・ティッシュ・カセットコンロ・電池など)
・子ども用品(オムツ・おしりふき・ミルクなど)
ご家族の人数や健康状態、生活スタイルに合わせて調整しましょう。
◾️備蓄量の目安はまず3日分
最低限、3日分の備蓄を目指してみましょう。
災害直後は支援も届きにくく、水・食料・生活用品だけでかなりの量になります。
慣れてきたら少しずつ1週間分を目標に増やしていくと安心ですよ。
2. 収納におすすめの場所とは?
大量の備蓄品をどこにしまうかも悩みどころ。
すべてを一か所にまとめる必要はありません。
◾️複数の場所に分散収納しよう
すべてを一か所に保管すると、浸水や倒壊などで一度に失ってしまうリスクがあります。
使う場所や動線に沿って、分散して収納するのがおすすめです。
◾️飲料水は広めのスペースに
特に場所をとるのが飲料水。
押入れやクローゼットの下段、ウォークインクローゼットの一角など、強度があり、出し入れのしやすい場所を選ぶのが理想です。
ガレージや使っていない納戸も有効活用できますよ。
◾️収納場所ごとに点検日を設定
分散収納すると管理が大変に感じるかもしれません。
でも、収納場所ごとに「点検日」を決めておくと、賞味期限や消耗品の確認がしやすくなります。
3. スペースがない時の工夫と注意点
「置き場所が足りない」という場合でも、工夫次第で対応可能です。
工夫次第でスッキリ収納が可能です。
◾️ボックスやケースを活用
収納ケースやコンテナボックスで種類別に分けて保管しましょう。
押入れやクローゼットの下部に積み重ねれば、簡易パントリーとしても使えます。
ラベルを貼って中身を見やすくしておくと、取り出しや点検がスムーズです。
◾️避けたい収納場所
重たい備蓄品を棚の上など高い場所に置くのは危険です。
落下してケガをする恐れもあるため、軽いものを上に、重いものは下にを心がけましょう。
また、玄関やベランダは避難経路になることが多いため、物を置くのは避けてくださいね。
◾️インテリアになじむ収納もおすすめ
見た目が気になる方は、収納付きスツールやカゴなど、インテリアになじむ収納アイテムを活用しましょう。
リビングや寝室にさりげなく置けて、生活感を出さずに備えることができますよ。
結論
備蓄品は非常時の命綱。
家族の人数や生活に合った量と内容で準備し、分散収納で安全性も高めましょう。
収納スペースが足りないときは、ケースやインテリア収納をうまく活用してみてください。
「備えあれば憂いなし」。今日から、安心できる備蓄生活を始めてみましょう。
家族の人数や生活に合った量と内容で準備し、分散収納で安全性も高めましょう。
収納スペースが足りないときは、ケースやインテリア収納をうまく活用してみてください。
「備えあれば憂いなし」。今日から、安心できる備蓄生活を始めてみましょう。