1. お弁当作りで気をつけたい基本ポイント
お弁当箱の中は、高温多湿になりやすく、細菌が繁殖しやすい環境です。
調理時から意識することで、傷みにくくできますよ。
◾️お弁当箱はしっかり殺菌
詰める前に熱湯をかけるか、薄めたお酢で拭き取るのがおすすめです。
特にフタの溝や角など、見落としやすい部分もしっかり除菌しましょう。
◾️手で触らず、菜箸やトングを活用
手には目に見えない菌がたくさん潜んでいます。
できるだけ菜箸やトングを使い、食材に直接触れないようにしましょう。
◾️加熱と冷ます工程をしっかりと
75℃以上で1分以上の加熱が細菌対策の基本。
ハムやかまぼこも、お弁当に使うならしっかり火を通しましょう。
詰める前にしっかり冷ますことも忘れずに。
2. 味付けと食材選びでも差が出ます
調理だけでなく、味付けや食材の選び方でもお弁当の安全性が変わります。
◾️ごはんはお酢で炊いて殺菌対策
お米3合に対しお酢小さじ1杯でOK。
炊いている間に酸味は飛ぶので、味への影響もほとんどありませんよ。
◾️味付けはやや濃い目にして抗菌効果アップ
塩分には細菌の繁殖を抑える働きがあります。
普段より少し濃いめに仕上げると、食材が傷みにくくなります。
◾️水分を減らして、汁気は工夫する
煮物やお浸しはしっかり水気を切るか、鰹節やすりごまで汁気を吸わせてから詰めましょう。
ドレッシングは別添えにすると安心です。
◾️梅干しも効果的
殺菌力のある梅干しは、ごはんの上に細かくちぎってのせれば、全体に殺菌効果が行き渡ります。
◾️避けたい食材は?
夏場は混ぜごはん、半熟卵焼き、マヨネーズ系サラダなどは避けましょう。
卵焼きを使うなら、しっかり火を通してから詰めてくださいね。
3. お弁当の保管に役立つグッズ
外出先では冷蔵庫に入れられないことも多いですよね。
そんなときは、便利グッズを使って安全性をアップさせましょう。
◾️抗菌シートで手軽に対策
お弁当のフタを閉める前にシートをのせるだけ。
使い捨てなので衛生的ですし、手軽に取り入れやすいですよ。
◾️保冷剤を挟んで持ち運び
お弁当の上下を保冷剤で挟んで保管すると安心。
ケーキ屋などでもらえる小さな保冷剤でも、十分に活用できます。
◾️冷凍食品や凍ったフルーツも活用
自然解凍できる冷凍食品を中心に詰めると、冷やしながら保てて便利。
凍らせたフルーツを別容器に入れて、保冷袋に一緒に入れるのもおすすめです。
結論
夏のお弁当は、調理から保存まで工夫が必要です。
しっかり加熱して冷ます、味を少し濃いめにする、水分を減らすといった基本に加え、抗菌グッズの活用も効果的。
身近にできる対策から、ぜひ取り入れてみてくださいね。暑い時期でも、安全でおいしいお弁当作りを今日から始めてみませんか?
しっかり加熱して冷ます、味を少し濃いめにする、水分を減らすといった基本に加え、抗菌グッズの活用も効果的。
身近にできる対策から、ぜひ取り入れてみてくださいね。暑い時期でも、安全でおいしいお弁当作りを今日から始めてみませんか?