1. 熱湯でスニーカーの臭いは消せる?意外な落とし穴に注意
熱湯を使えば菌を除去できそうなイメージを持つ方も多いでしょう。
たしかに殺菌効果は期待できますが、実はスニーカーに熱湯を使うのはおすすめできません。
◾️熱湯=約100度!素材によっては危険も
日本薬局方では、熱湯はおよそ100度の水と定義されています。
この温度にスニーカーを浸けると、ゴムや接着剤、布などが変形したり、色落ちしてしまうこともあります。
お気に入りの靴をダメにしてしまう前に、熱湯の使用は避けた方が安心でしょう。
2. ニオイが気になるなら熱湯より「丁寧に洗う」が正解!
スニーカーの臭いを防ぐには、まずしっかり洗って清潔に保つことが基本です。
熱湯ではなく、素材にやさしい洗い方でケアしてみましょう。
◾️用意するもの
・スニーカーが入るバケツ
・中性洗剤
・靴用ブラシや歯ブラシ
・洗濯ネット
・乾いたタオル
・靴用ハンガー
◾️洗い方の手順
① 表面のホコリや汚れをブラシで落とす(細かい部分は歯ブラシで)
② バケツにぬるま湯を張り、15分ほどスニーカーをつけ置き
③ 中性洗剤をつけてやさしくこすり洗い
④ ぬるま湯ですすぎ、洗濯ネットに入れて軽く脱水
⑤ 最後に日陰でしっかり乾燥させて完了!
少し手間はかかりますが、ニオイをしっかり取るには効果的です。
3. 手軽に試せる!スニーカー消臭の裏ワザいろいろ
時間がないときは、手軽に臭いを軽減できる方法もおすすめです。
どれも簡単なうえ、スニーカーを傷めずにすむので安心して試せますよ。
◾️重曹を使う
重曹には消臭&除湿効果があります。
通気性のある布に包んでスニーカーの中へ入れるだけ。
または、重曹小さじ1と水100mlを混ぜたスプレーを作り、内側に吹きかけてもOKです。
◾️固形石けんを入れて一晩置く
石けんの殺菌・消臭効果を活かす方法です。
乾いた状態の固形石けんをそのまま靴に入れるだけで、爽やかな香りが広がります。
◾️日光に当てる
湿気が臭いの原因になることも。
使用後のスニーカーは、数時間ほど直射日光に当ててしっかり乾燥させましょう。
◾️消臭スプレーを活用
手軽に臭いを取りたいときは市販の消臭スプレーも便利です。
ただし、長期的な対策にはならないので、他の方法と組み合わせて使いましょう。
◾️10円玉を入れておく
銅イオンには抗菌作用があり、靴の中に入れておくだけで除菌・消臭に役立ちます。
脱いだら10円玉を数枚、ポンと入れておくだけでOK。
◾️インソールの交換も効果的
長年使ったインソールには汗や皮脂がしみ込み、悪臭の元に。
思い切ってインソールを交換することで、靴の中の環境がグンと改善します。
4. スニーカーの臭いは「予防」も大切に
臭いを取ることも大事ですが、そもそも臭わないようにする工夫も取り入れてみましょう。
毎日のちょっとした心がけで、スニーカーの清潔さはしっかり保てます。
◾️同じ靴を連続で履かない
湿気をため込まないよう、1日履いたら風通しのよい場所でしっかり乾燥を。
スニーカーにも休息が必要です。交互に履くよう心がけましょう。
◾️通気性のいい靴下を選ぶ
足元の蒸れ対策も忘れずに。
吸湿性・通気性に優れた素材の靴下を選びましょう。
◾️足を清潔に保つ
足の裏や指の間までしっかり洗い、菌の繁殖を防ぐのも重要です。
特に夏は、毎日丁寧にケアしておきたいですね。
結論
スニーカーの臭いが気になるとき、つい熱湯で除菌したくなるかもしれませんが、素材を傷める恐れがあるため要注意です。
今回ご紹介した洗い方や手軽な消臭法を取り入れて、清潔で快適な足元を目指してみてくださいね。
無理のない範囲から、気軽に取り入れてみてくださいね。
今回ご紹介した洗い方や手軽な消臭法を取り入れて、清潔で快適な足元を目指してみてくださいね。
無理のない範囲から、気軽に取り入れてみてくださいね。