夏の旅行前に知りたい！荷物がスッキリ収まる＜スーツケースのパッキング術＞を伝授！

スーツケースを上手に使うには、重さや形を意識して詰めるのがコツです。
まずは基本の考え方からチェックしてみましょう。

◾️スーツケースは4つのエリアに分けて考える
スーツケースには「蓋側」と「底側」があり、それぞれ上下に分けて考えると整理しやすくなります。
基本は「底側下部」に重い物、「蓋側上部」に軽い物を置くのがバランスの良い詰め方です。
あらかじめ荷物リストを作っておくと、重い順に配置しやすくなり、失敗が防げますよ。

◾️衣類は巻いて圧縮がポイント
洋服はクルクルと丸めたり、圧縮袋を使ったりしてコンパクトにすると◎。
出発時に重ね着をしたり、着回しやすい服を選んだりすることで、荷物を減らすこともできますよ。

◾️靴の中にもスペースがある
替えの靴はシャワーキャップに包んで、汚れを防ぎましょう。
さらに靴の中に靴下や小物を入れることで、スペースを有効活用できますよ。

◾️小分け袋で管理しやすく
1日分ずつ透明な袋にまとめると、目的地で探しやすくなります。
100円ショップでは、トラベル用の詰め替えボトルや収納袋も揃っています。
上手に活用して、見た目もスッキリ整ったパッキングを目指しましょう。

荷物が少ないときや帰りにスペースを空けておきたいときは、片側にまとめて詰めてみましょう。
ただし空いた側が不安定にならないように工夫が必要です。

◾️軽いものや使い捨て品でバランス調整
空いている蓋側には、以下のような物を詰めるのがおすすめです。
・エアー枕（帰りは空気を抜いてコンパクトに）
・新聞紙や紙袋（緩衝材としても活躍）
・現地で使って処分できる衣類やタオル
こうしたアイテムを使えば、片側に詰めた場合でも中身が安定します。

◾️お土産スペースを確保するなら
旅先で買い物をする予定があるなら、最初から片側を空けておくと安心。
帰りに荷物が増えても余裕を持って収納できますよ。

旅先で購入した割れ物や、持ち運びが必要な液体類は特に慎重に梱包しましょう。
スーツケースの中でも安全な位置に配置することが大切です。

◾️割れ物は柔らかい物で包むのが基本
タオルや洋服でしっかり包んで、衝撃を吸収できるようにします。
スーツケースの「底側中央」や「下部」に置くと安定しやすいです。

◾️液体は気圧変化に注意
機内に持ち込める液体は、100ml以下の容器でビニール袋にまとめるのがルール。
気圧で破裂することもあるため、詰め替え容器のフタが緩んでいないかも確認しましょう。

◾️最悪のケースを想定して梱包しよう
万が一漏れても他の荷物が濡れないよう、ジッパー付きの袋に入れると安心です。
壊れやすい物や液体は、常に慎重に扱うことを心がけましょう。

留学や長期滞在では、使いやすくて丈夫なスーツケースが重要になります。
飛行機の荷物制限もあるので、サイズや重さにも注意が必要です。

◾️国際便はサイズ制限あり
多くの航空会社では、預け荷物のサイズ制限が「縦＋横＋高さ＝158cm以内」と決まっています。
軽くて丈夫な素材のスーツケースを選ぶのがおすすめです。
ハードケースタイプであれば衝撃にも強く、安心して預けられます。

◾️荷物が多すぎると追加料金が発生
長期滞在だとつい荷物が多くなりがちですが、超過料金が発生しないように注意しましょう。
一度重さを測っておくと安心です。

スーツケースのパッキングにはコツがあります。
重い物は下、軽い物は上、衣類は圧縮や巻いてコンパクトに。
割れ物や液体は丁寧に保護し、スーツケースも、用途に応じて選ぶのがポイントです。
旅の準備をスマートに済ませて、快適な旅行や出張に出かけましょう！