1. バナナを長持ちさせるコツと保存の工夫
バナナを購入時の袋に入れたまま保存していませんか?
実は、そのままだとエチレンガスがこもり、熟しすぎて傷む原因になります。(※1)
まずは保存方法を見直してみましょう。
◾️袋から出して風通しよく
室温が涼しい季節やすぐ食べきる場合は、袋から出して風通しのよい場所に置くだけでも、痛みにくくなります。
バナナスタンドにかける、または房のカーブを上にして置くだけでも、接地面が減り傷みにくくなりますよ。
◾️1本ずつ分けて保存する方法
長持ちさせたいなら、1本ずつラップやアルミホイルで包み、ポリ袋に入れて冷蔵庫の野菜室へ。
こうすればエチレンガスの影響を受けにくくなります。
この方法で保存すると、皮は黒ずみますが、中身は10〜15日ほど美味しく食べられます。
2. バナナを美味しく食べるための一工夫
バナナの皮に現れる黒い斑点は「シュガースポット」と呼ばれます。
これが出ているときこそ、バナナが甘くて美味しいサインです。
◾️追熟には常温保存がベスト
甘さを引き出したいなら、常温保存が効果的。
とくに寒い季節は室内に置いておくことで、自然とシュガースポットが出やすくなります。
早く熟させたいときは新聞紙などで包んでおくと、エチレンガスがこもって追熟が早まりますよ
◾️冷たいバナナは甘みを感じにくい
冷蔵庫で保存したバナナは、甘さを感じにくくなることも。
食べる前に常温に戻してから食べると、本来の風味をしっかり味わえます。
3. 冷凍バナナで楽しみ方広がる!
冷凍することで、約1ヵ月保存できます。
ただ日持ちするだけでなく、アレンジ次第で美味しいスイーツにもなりますよ。
◾️1本そのまま冷凍する方法
皮をむいてラップに包み、保存袋に入れて冷凍庫へ。
食べるときは凍ったままラップをはがしながら食べれば、バナナアイスとして楽しめます。
また潰してヨーグルトに入れるのもおすすめです。
◾️細かくカットして冷凍
一口サイズに切って冷凍すると、パンケーキのトッピングやお菓子作りにも使いやすくなります。
少しずつ取り出せるのも便利なポイントです。
◾️ペースト状にして保存
保存袋の中で手でもむだけで、簡単にペーストになります。
スムージーの材料や、お菓子作りの素材としても◎。
半解凍の状態でパンに塗れば、バナナジャム風の味わいが楽しめますよ。
結論
バナナは、保存方法を工夫するだけでぐんと長持ちさせることができます。
1本ずつラップで包んで冷蔵庫に入れる、追熟したいときは常温に置く、冷凍で保存すればおやつにも変身!
用途に合わせて保存方法を選べば、バナナをもっとおいしく楽しめます。
毎日の食卓に、美味しいバナナをぜひ取り入れてみてくださいね。
【参考文献】
※1:一般社団法人 大阪市中央卸売市場本場市場協会「食卓」食品の扱い方
http://www.honjo-osaka.or.jp/shohisha-anzen-shokuhinatsukai/
1本ずつラップで包んで冷蔵庫に入れる、追熟したいときは常温に置く、冷凍で保存すればおやつにも変身!
用途に合わせて保存方法を選べば、バナナをもっとおいしく楽しめます。
毎日の食卓に、美味しいバナナをぜひ取り入れてみてくださいね。
【参考文献】
※1:一般社団法人 大阪市中央卸売市場本場市場協会「食卓」食品の扱い方
http://www.honjo-osaka.or.jp/shohisha-anzen-shokuhinatsukai/