1. なぜ風呂パッキンはカビやすいの?
カビ掃除の前に、原因を知っておくと予防にもつながります。
◾️高温多湿+汚れが原因
風呂パッキンにカビが発生する主な原因は、湿度と温度です。
カビは20〜30℃の温度と、湿度60%以上の環境で増殖しやすくなります。
さらに、皮脂や垢などの汚れもカビの栄養源に。
風呂場という環境は、カビにとっては理想的なんですね。
◾️パッキンは水が溜まりやすい場所
ゴム製のパッキンはドアのすき間や壁の接合部などに多く使われており、水分が残りやすいです。
しかも目につきにくいため掃除も後回しになりがち。
気づいたときには黒カビびっしり...というケースも少なくありません。
2. 風呂パッキンのカビを簡単に落とす方法
パッキンの黒ずみやぬめりも、適した掃除法を使えば簡単にきれいにできますよ。
◾️頑固な黒カビにはカビ取り剤
市販の塩素系カビ取り剤(カビキラーなど)を使うのが一番手軽で効果的です。
使い方は以下の通りです。
①あらかじめパッキンの水分や汚れを拭き取る
②カビ取り剤を吹きかけ、ティッシュで覆ってパックする
③30分放置したら、シャワーでよく洗い流す
奥までしっかり浸透させれば、根本からカビを除去できます。
◾️ピンク汚れには酸素系漂白剤
ピンクぬめりの正体「ロドトルラ」には酸素系漂白剤を使いましょう。
使い方はカビ取り剤と同じ手順です。
パッキンが取り外せる場合は、ぬるま湯(約50℃)に溶かしてつけ置きするのもおすすめです。
3. カビ取り時に気をつけたいポイント
掃除の際には、注意が必要なポイントもあります。安全に使うためのポイントを押さえましょう。
◾️しっかり換気して作業しよう
塩素系のカビ取り剤は強い刺激臭があり、吸い込むと体調を崩すこともあります。
必ず換気扇を回したり、窓やドアを開けたりして作業してくださいね。
◾️洗剤の"混ぜるな危険"表示に要注意
塩素系と酸性の洗剤を同時に使うと、有害なガスが発生するおそれがあります。
使う場合は、時間をあけるか日を分けましょう。
クエン酸やお酢も酸性なので併用NGです。
◾️手袋・マスク・ゴーグルの着用を
漂白剤が手につくと肌荒れの原因になるため、ゴム手袋は必ず着用しましょう。
目や粘膜を守るために、マスクやゴーグルもあると安心ですよ。
4. 掃除後のきれいをキープするには?
掃除をした後は、きれいな状態をできるだけ長く保ちたいですよね。
◾️水気をしっかり拭き取る習慣をつけよう
入浴後は、パッキン部分の水分をタオルやワイパーで拭き取る習慣をつけましょう。
湿気を減らすだけでも、カビの発生はぐっと抑えられます。
換気扇を回す、窓を開けるなどの換気もあわせて行うのが効果的です。
◾️熱湯を使ってカビの発生を防ぐ
入浴後、50℃以上のお湯を5秒ほどパッキンにかけるのもおすすめです。
皮脂などのカビのエサを流し、発生しにくくなります。
こまめな掃除とセットで、清潔な浴室をキープしましょうね。
結論
風呂パッキンはカビやすい場所ですが、掃除方法を知っていれば、しっかり対策できます。
頑固な黒カビにはカビ取り剤、ピンクぬめりには酸素系漂白剤と使い分けるのがポイントです。
掃除後は水気を残さず、熱湯をかけるなどの習慣を取り入れて、きれいな状態を保ちましょう。
清潔なお風呂で、気持ちのいいバスタイムを楽しんでくださいね!
頑固な黒カビにはカビ取り剤、ピンクぬめりには酸素系漂白剤と使い分けるのがポイントです。
掃除後は水気を残さず、熱湯をかけるなどの習慣を取り入れて、きれいな状態を保ちましょう。
清潔なお風呂で、気持ちのいいバスタイムを楽しんでくださいね!