1. 味噌汁を飲んだ娘が...
これは、娘に初めて「あさりの味噌汁」を食べさせたときの出来事です。
晩ごはんに、あさりのお味噌汁を作って出しました。
殻からあさりの身を外してあげながら「よく噛んで食べるんだよ〜」と伝えると、しっかり噛んで食べていました。
私も安心して食事を続けていたのですが、その直後...突然、娘が「オエッ、オエッ」と苦しそうにし始めました。
「えっ!?」と慌てて口をのぞくと、なんと、小さなあさりの殻が喉に引っかかっていたのです。
私はすぐに殻を吐かせたのですが、怖かったのか娘は大号泣。
私も心臓が止まるかと思いました...。
それ以来、幼い娘の食事にはこれまで以上に注意しようと反省しました。
2. 子どもの食事中の注意点とは
子どもと一緒の食事は楽しいひとときですが、エピソードのようにちょっとした油断が、窒息などの思わぬ事故につながることもあります。
特に小さな子どもは食べ方のコントロールが難しく、喉に詰まらせてしまう危険性も。
窒息は一歩間違えば命に関わることもあるため、安全な食べ方の習慣が大切です。
そこで、子どもが安心して食事ができるようにするための注意点(※1)を紹介します。
■窒息につながりにくい食べ方
・水分を摂ってのどを潤してから食べる
・一口にたくさん詰め込まない
・よく噛んで食べる
・食べることに集中する
お子さんと食事するときはまずこの4つを心がけてみましょう。
また、口の中に食べ物があるときにしゃべらないことや、寝転がったり歩きながら食べるのを避けることも大切です。
■子どもへの食べさせ方
一口量や食べる速さを自分で調整できない小さい子どもには、最初のうちはアシストしてあげることが大切です。
・無理なく子どもの口に入るサイズに小さく切る
・一口ごとに嚥下できたかを確認する
・適宜、水分も一緒に与える
この3つを意識して、子どもとの食の時間を過ごしてみましょう。
(参考文献)
※1:日本小児科学会 〜食品による窒息 子どもを守るためにできること〜
https://www.jpeds.or.jp/modules/guidelines/index.php?content_id=123
結論
エピソードとそれにちなんだ豆知識を紹介しました。
日ごろから小さな注意を積み重ねることで、子どもの命と健康を守ることにつながるので、ぜひ一度、食事の安全を見直してみてはいかがでしょうか。
※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。
日ごろから小さな注意を積み重ねることで、子どもの命と健康を守ることにつながるので、ぜひ一度、食事の安全を見直してみてはいかがでしょうか。
※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。