1. 祖母の作ったサラダが...
私が高校生の頃のことです。
当時、両親は共働きだったため、家事全般は同居していた祖母が担当してくれていました。
ある日の夕食、祖母が生ハムサラダを作ったつもりだったのですが...実は、加熱していない豚肉を"生ハム"と勘違いして、そのままサラダに使ってしまっていたのです。
しかし、私は部活でその場におらず、帰宅していた父と弟は疑うことなく、サラダをそのまま食べ切ってしまったようです。
その後、帰宅した私と母が食卓のサラダを見て...「ちょっと待って、これ......生肉じゃない!?」と凍りついた私と母。
しばらく言葉を失いました。
父と弟の体調が心配でハラハラしましたが、幸いにも何事も起こらず無事でひと安心。
でも、一歩間違えば大変なことになっていたかもしれないと思うと...今でもゾッとします。
2. 豚肉の生焼けは危険!食べてはいけない3つの理由
■その①:食中毒リスク
豚肉には、調理前の段階でサルモネラ菌やカンピロバクター菌などの細菌が付着している可能性があります。
十分に加熱されていない状態で食べると、下痢・腹痛・嘔吐といった食中毒の症状が現れることがあります。
とくに小さなお子さん・高齢者・妊婦さんは重症化しやすいため、注意が必要です。
■その②:ウイルス感染のリスク
豚のレバーなど内臓には、E型肝炎ウイルスが潜んでいることがあります。
このウイルスは熱に弱い一方で、生焼け状態では死滅しないため、しっかりと肉の中心部までしっかりと加熱することが大切です。
感染すると強い倦怠感・腹痛・黄疸などの症状が出ることも。
妊婦が感染すると胎児に影響を及ぼす恐れもあるため、絶対に避けましょう。
■その③:寄生虫による健康リスク
豚肉にはまれに**寄生虫(旋毛虫など)**が含まれている場合があり、半生や生の状態で食べると感染リスクが高まります。
症状は軽い腹痛や下痢から、筋肉痛・発熱・嘔吐など重篤な症状までさまざまです。
妊娠中の感染は胎児に悪影響を及ぼす可能性があるため、特に注意が必要です。
豚肉は中心部までしっかりと火を通して食べることで、安全に美味しく楽しめます。
ほんの少しの気配りで、家族の健康を守ることができますよ。
結論
エピソードとそれにちなんだ豆知識を紹介しました。
正しく調理して、美味しい豚肉料理を安全に楽しみましょう。
※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。
正しく調理して、美味しい豚肉料理を安全に楽しみましょう。
※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。