1. 「収納がまったくない部屋」は意外と多い?
部屋選びで重視されるポイントには、「家賃」「駅からの距離」「周辺環境」「部屋の使いやすさ」などがあります。
中でも収納スペースは、物が片付きやすく空間を広く使えるため、重要な条件のひとつです。
しかし、ワンルームやシェアハウスなどでは、家賃が安い代わりに収納がまったくない部屋に出会うことも、実は珍しくありません。
家賃の安さや立地の良さに惹かれるものの、収納のなさに悩むこともあるのではないでしょうか。
それでも、工夫をすれば収納を作ることができるので、引っ越してからでもスッキリした空間で暮らすことは十分に可能です。
2. 収納がまったくない部屋に収納スペースを作るアイデア
収納がない部屋でも、少しの工夫やアイテムを取り入れることで快適に過ごせるようになります。
ここでは、簡単に収納スペースを作るアイデアを紹介します。
■突っ張り棒と布で簡易クローゼットを作る
部屋のすみに棚を置いて、突っ張り棒と布を使えば、簡易的なクローゼットが作れます。
布で目隠しをすることで、見た目もスッキリ。
部屋の雰囲気に合う色や、明るめのカラーを選ぶと、広く感じられますよ。
■スチールラックや突っ張りラックを活用する
スチールラックや突っ張りラックはサイズ展開が豊富で収納力にも優れています
オープンタイプを選べば、抜け感があって狭い部屋にもなじみます。
金属の質感が気になる場合は、マスキングテープなどで装飾して自分好みにアレンジしてみましょう。
■カラーボックスやキッチンワゴンを置く
定番のカラーボックスはもちろん、意外と便利なのがキッチンワゴンです。
キャスター付きで移動がしやすく、キッチン用品だけでなく、文房具や身だしなみグッズなどの収納にも使えます。
ひとり暮らしにはぴったりのアイテムです。
■収納付きの家具を選ぶ
収納機能が付いたベッドやテーブルを使えば、限られた空間でも効率よく収納が可能です。
たとえば収納付きベッドなら、季節外の洋服や本、小物などをすっきりと収めることができます。
収納ゼロの部屋でも、収納付き家具を取り入れれば、ぐっと使いやすい空間になります。
■壁面収納を取り入れる
収納がない部屋では、壁を活用するのもひとつの方法です。
ウォールポケットやウォールラックなどを取り付けると、床面を使わずに収納できます。
ただし、多く取り付けすぎると圧迫感が出るので、使う場所や量に気をつけましょう。
■見せる収納を取り入れる
よく使う服やアイテムは、あえて見せる収納にしてしまうのも手です。
ハンガーラックにスーツなどを掛けておけば、シワにもなりにくく、取り出しやすさもあります。
お気に入りの本や雑貨をオープンラックに飾るように置けば、インテリアとしても楽しめます。
3. 収納がまったくない部屋の片付け方とキレイを保つコツ
■定期的に断捨離して物を増やさない
収納がない部屋では、物を増やしすぎないことが大切です。
新生活を始めるときは「本当に必要か」「あとで買い足せるか」を意識して持ち物を選びましょう。
また、定期的に見直して不要なものは処分するようにすると、物が増えすぎるのを防げます。
■物の置き場所を決めて、片付けの習慣をつける
収納場所がないぶん、物の定位置をしっかり決めることが重要です。
使ったら元の場所に戻すという習慣をつけておくと、散らかりにくくなります。
また、曜日ごとに片付ける場所を決めておくと、習慣化しやすくおすすめです。
たとえば月曜はキッチン、火曜は洗面所、土曜はリビングなど、無理のないペースで続けられる仕組みを作りましょう。
結論
収納がまったくない部屋でも、アイデアと工夫で収納スペースを生み出すことができます。
収納がないからとあきらめず、自分に合った方法で、快適な空間づくりを目指してみてください。
収納がないからとあきらめず、自分に合った方法で、快適な空間づくりを目指してみてください。