夏の定番【冷やしうどん】がもっと美味しくなる！家で簡単にできる”ひと工夫”を教えます

冷やしうどんを作る際は、麺、具材、出汁の3つがポイントになります。
それぞれの選び方のコツを見ていきましょう。

■コシのあるうどんを選ぶ
うどんにはさまざまな種類があります。
コシの強さが特徴の讃岐うどん、なめらかな口あたりの稲庭うどんなど、それぞれに個性がありますが、冷やしうどんにはしっかりとした歯ごたえのある麺がよく合います。

そのため、コシのある讃岐うどんを選べば、失敗が少なくおすすめです。

■トッピングのバリエーションは自由自在
具材の選び方は冷やしうどんの味を左右するポイントです。
わかめ、ネギ、揚げ玉、生姜、大根おろしなどが定番ですが、野菜やお肉を加えてサラダ風にアレンジすれば、さらにさっぱり楽しめます。

レタスやトマト、きゅうりにツナや鶏ささみ、豚しゃぶなどを合わせれば、しっかりとした一品になります。
出汁の味に合わせてトッピングを決めると、バランスの良い仕上がりになりますよ。

■出汁の味でも印象が変わる
出汁の味付けも重要です。
昆布やかつお節の和風出汁はもちろん、ごまだれ、中華風、洋風などのアレンジも楽しめます。

具材との相性を考えながら、出汁やタレの味を決めましょう。

具材にひと手間かける場合もありますが、冷やしうどんは基本的に手軽に作れます。
ここでは、基本の下ごしらえについて紹介します。

■出汁の準備
まずは出汁を用意しましょう。
シンプルな和風出汁なら、昆布とかつお節で出汁を取り、醤油やみりんで味を整えます。

少し濃いめに作っておくと、氷で冷やしながらちょうどよい味に仕上がりますよ。

■具材の準備
野菜は切っておき、加熱が必要な食材はあらかじめ火を通しておきます。
天ぷらなどを添える場合は、下準備まで済ませておくと、あとがスムーズです。

■うどんの準備
たっぷりのお湯でうどんを茹でます。
麺の種類によって茹で時間が異なるため、袋の表示通りに茹でましょう。

茹であがったらしっかり湯を切り、冷水でしめて表面のぬめりを取ります。

冷やしうどんは簡単に作れる料理ですが、忙しいときや暑い日には、さらに手軽に作れると嬉しいものです。
ここではそんなときに役立つ、時短の工夫を紹介します。

■冷凍うどんを電子レンジで解凍
冷凍うどんなら、鍋を使わずレンジで温めるだけで使えるのでとても便利です。
冷凍庫に常備しておくと、いつでも手軽に冷やしうどんを作ることができます。

■めんつゆを使って簡単出汁
本格的な出汁はおいしいですが、手間がかかります。
そんなときは、市販のめんつゆを使えば時短になります。

濃縮タイプは水で割るだけでOKです。

■火を使わない具材で手軽に
麺を火を使わずに用意した場合は、具材も火を使わずにそろえるとさらに手軽になります。
卵をのせたシンプルなぶっかけうどんや、ハムやツナを加えたサラダうどんなどがピッタリです。

鶏ささみや豚しゃぶも、電子レンジを使えば、簡単に加熱調理できます。

アレンジが豊富で簡単に作れる冷やしうどんは、夏のお昼ごはんにぴったりです。
ぜひ、日々の定番メニューに加えてみてください。