1. お風呂の残り湯が節約に役立つ理由
お風呂1回に使う水の量は、実は想像以上に多いんです。残り湯を捨てずに活用することで、水道代をグッと抑えることができます。
一般的な家庭用浴槽には、約200Lもの水が入ります。
毎日新しく張り替えると、1年間ではなんと73,000Lにもなるんです。
これだけの水を有効活用できれば、節約効果は大きいですよね。
2. 洗濯以外にも!残り湯の活用アイデア
お風呂の残り湯は洗濯だけでなく、暮らしのさまざまな場面で使えます。
意外な使い方に出会えるかもしれませんよ。
◾️掃除に活用して節水&清潔
トイレ掃除や靴洗いなど、汚れがひどい場所の掃除にもぴったり。
温かい残り湯に酸素系漂白剤を加えて、つけ置き洗いするのも効果的です。
◾️植物の水やりにもひと工夫
家庭菜園やガーデニングにも残り湯は使えます。
皮脂などが含まれており、少量なら植物にとって栄養になる場合もあります。
ただし、冷ましてから使用してください。
また、入浴剤が入っている場合は、植物にダメージを与えてしまうので使わないでください。
◾️洗車に使って節水効果抜群
洗車にもたくさんの水が必要ですよね。バケツに残り湯をくんで車を洗えば、しっかり節水できます。
仕上げはキレイな水で流すことで、水あかや汚れの再付着を防ぎます。
3. 残り湯活用の注意点もチェックしよう
便利な残り湯ですが、使い方を間違えると衛生面でのリスクも出てきます。
ここでは活用時に気をつけたいポイントを解説します。
◾️浴槽はいつも清潔に
浴槽の温度は40〜43℃が一般的。この温度帯では雑菌が死滅せず、逆に繁殖することも。
残り湯を使うなら、浴槽自体をキレイに保つことが前提です。日々の掃除もこまめに行いましょう。
◾️入浴剤は使わないのがベター
色付きや香り付きの入浴剤は、洗濯時に色移りの原因になったり、植物の水やりに使うと害になる可能性があります。
どうしても使いたい日は、残り湯を使わないようにしましょうね。
◾️時間がたった残り湯は使わない
残り湯は時間とともに雑菌が繁殖します。
洗濯などに使うなら、なるべく入浴直後が理想です。
時間が経つとイヤなにおいの原因になることもあるので、できるだけ早めに使い切るようにしましょう。
結論
お風呂の残り湯は、正しく使えば水道代の節約に大いに役立ちます。
洗濯だけでなく、掃除や水やり、洗車にも幅広く使えます。ただし衛生面には配慮が必要です。
浴槽を清潔に保ち、早めに使い切ること、入浴剤は避けることを意識して、上手に活用していきましょう!
洗濯だけでなく、掃除や水やり、洗車にも幅広く使えます。ただし衛生面には配慮が必要です。
浴槽を清潔に保ち、早めに使い切ること、入浴剤は避けることを意識して、上手に活用していきましょう!